カルパチア条約　第1回締約国会議をキエフで開催

　カルパチア条約の第1回締約国会議が、12月11日～13日まで、ウクライナのキエフで開催される。締約国7カ国（チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、セルビア、スロバキア、ウクライナ）の政府代表および50以上のNGOが参加する予定。
　「カルパチアの保護と持続可能な開発に関する枠組み条約」は、カルパチア地域における地域協力、持続可能な開発および環境保護の強化を目指すもので、2006年1月4日に発効した。条約にはEU加盟国も協力している。
　今回の会議では、当該地域の環境保全、社会・経済的福祉の充実のための優先事項を示す行動計画が採択される。また、持続可能なエネルギー、観光、運輸、農業、農村開発、林業、保全、景観の多様性、流域管理、文化遺産と伝統的知識に関する新しいイニシアチブについて議論される。【ＵＮＥＰ】