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環境ニュース[海外]

有機農業で生物多様性、持続可能性を促進

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.10.05 【情報源】イギリス/2001.09.25 発表

 環境・食糧・地方事業省は、生物多様性や持続可能性の促進にも資するとして、有機農業への転換を支援する「有機農業スキーム(Organic Farming Scheme)」を実施している。
 今回、このスキームを活用し、ヒアフォードシャーの林檎園21戸が、有機栽培への転換をはかることとなった。果樹園の面積は200ha超で、5年間で約十万ポンドの補助金を受ける。補助金は有機栽培への転換に係る費用として使われる。果樹栽培者は、土壌協会(Soil Association)に登録し、有機栽培への転換を始めると、同スキームの対象者となる。
 有機農業への転換は、果樹園に生息する他の植物や鳥などに好影響を与えるものとして期待されている。今年度の有機農業スキームは、予算額1,300万ポンド(約22億円)のうち、既に850万ポンド(約14.5億円)が使われており、国内727の果樹園(4万8,526ヘクタール)に支給されている。
 エリオット・モーリー大臣によると、すでに450エイカー分の果樹園で無農薬栽培が始まっている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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