スペインに世界最大級の太陽熱発電所を建設へ

　ドイツ連邦環境省のマッハニック事務次官は、7月20日、スペインを訪問し、太陽熱発電所「Andasol 1」の建設開始セレモニーに出席した。この発電所は、ドイツ企業のSolar Millennium 株式会社が、スペイン企業のACS Cobraグループの協力により開発し、実現したものである。また、ドイツ連邦環境省は、太陽熱収集機等が少なくとも7.5時間は温度を保つことができる貯湯タンクの開発を助成した。
　太陽熱発電所「Andasol 1」は、この種のものでは世界一の規模であり、サッカー競技場300個分の広さになる敷地に20万個の放物面鏡が並べられ、約20万人の人々に電力を供給することになる。【ドイツ連邦環境省】