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環境ニュース[海外]

ドイツ環境大臣 「ヨーロッパ ノー・マイカー・デー」に参加を呼びかける

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.09.21 【情報源】ドイツ/2001.09.11 発表

 ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、9月22日の「ヨーロッパ環境にやさしい交通の日−市街地にはマイカーなしで!−」に参加するよう市民に呼びかけた。9月22日には、ドイツの、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンといった大都市を含む100以上の都市で、市街の一部が、歩行者・自転車・公共交通専用となる。
 同氏は、ノー・マイカー・デーによって、都市において、自動車なしでも交通の利便性が確保されうることが証明される。公共交通と自転車・歩行によって移動することによって、大気中の汚染物質、騒音を減らすことができる(連邦環境庁の調べでは、住民の3分の2が騒音の被害を被っている)し、生活の質を高めることができる、と語った。
 EUのノー・マイカー・デーは、EU委員会環境担当委員ヴァルストローム氏の提案によるものである。ヨーロッパ全域で、約800の自治体が参加するものであり、それには、EU諸国の首都もほぼ含まれる。さらに、カナダのトロント市や南アフリカの都市なども参加する。いくつかの都市では、環境にやさしい自動車を展示する。ベルリンにおいては、連邦環境省がプログラム「ベルリンに環境タクシーを1000台!」を展示した。
 連邦環境省は、ノー・マイカー・デーを財政的に支援しており、また、気候同盟(Klima-Bundnis)、ドイツ交通協会と協力して行っている。【ドイツ連邦環境省】

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