NAFTA環境協力委員会理事会　北米における化学物質管理の戦略的アプローチを正式採択

　EPAのジョンソン長官は、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国より構成される「環境に関する協力委員会（＊）」の第13回理事会に参加した。
　6月28日に行われた会合で、理事会は、北米における化学物質管理に向けた新たな戦略的アプローチの策定を正式に承認した。また、同委員会の全ての刊行物が、知見および分析方法の双方において健全な科学に基づくものであることを確保するため、新たな政策および手続が設けられた。
　このほか、同委員会の5ヵ年戦略計画の進捗状況の審査も行われた。なお、同計画のプロジェクトには、製造過程における環境パフォーマンスの改善を通して、北米での自動車製造のサプライ・チェーンを「グリーン」にするため、官民のイニシアティブを一層、発展させることが盛り込まれる予定である。【ＥＰＡ】

＊訳注：北米自由貿易協定(NAFTA)内で合意された北米環境協力に基づく、加米墨3カ国による国際機関