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環境ニュース[海外]

カナダ環境大臣 絶滅危惧種保護法案通過へ意欲

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.09.20 【情報源】カナダ/2001.09.10 発表

 アンダーソン環境大臣は10日、C−5法案と呼ばれる審議中の絶滅危惧種法(Species at Risk Act)に関して声明を発表した。 この中で同大臣は、最大野党であるアライアンス(同盟)党議員による反対を非難し、「危惧種保護政策の空白」をなくすべく、今年春から審議中の同法案を通過させることに強い決意を表明した。
 また同大臣は、一部からより厳しい内容にすべきとの声があることに関して、アメリカの危惧種保護法(Endangered Species Act)を例に挙げ、結果として訴訟合戦を引き起こし、法律が機能しなくなる としてその考えには否定的な考えを示した。実際、アメリカでは、訴訟のために、種の指定費用640万ドル(7億6800万円)が蝕まれ、昨年の11月から指定が滞っているという。
 なお、同大臣は、絶滅危惧種法案が、与党自由党内で優先扱いされていることも明らかにしている。【カナダ連邦環境省】

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