ドイツ　パンフレット「環境分野の経済ファクター」を発行

　ドイツ連邦環境省は、4月20日、研究プロジェクト「環境分野の経済ファクター」の結果概要をまとめたパンフレットを発行した。
　このプロジェクトは、連邦環境省の委託により、ドイツ経済研究所とニーダーザクセン経済研究所、システムイノベーション・フラウンホーファー研究所が共同で取り組んだもの。環境産業の経済的な可能性、雇用への効果、技術革新、市場競争力を研究したものである。概要は、次のとおり。
●ドイツの2003年の環境機器輸出額は310億ユーロであり、世界一である。2004年もこの傾向は変化していない。
●ドイツでは、2004年、550億ユーロの環境機器が製造された。
●ドイツの環境分野の研究・開発への投資額は、OECD及びEU平均よりも3.3％高い。
●欧州特許局に申請される環境技術の特許数は、ドイツが一番多い。
【ドイツ連邦環境省】