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環境ニュース[海外]

EPA 政府機関の購入するリサイクル製品11種を指定へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.09.10 【情報源】アメリカ/2001.08.31 発表

 EPAのホイットマン長官は、政府機関に購入を求めるリサイクル製品として、11種を指定する提案を行った。これは、包括的調達ガイドラインと呼ばれるもので、乗り物、建設、輸送、非紙製品及びその他の製品という5つのカテゴリーを対象としている。
 EPAが特に指定したリサイクル製品は、モーター部品、屋根材、パイプ、セメント、コンクリート、ナイロン・カーペット、照明、タイヤ、オフィス家具、自転車棚、グリット・ブラスト(blasting grit 訳注1)という11種類。これらの製品には、市町村のリサイクル事業でよく対象となっているガラス、金属、プラスチック及び木材が利用されているためである。
 併せて、EPAは、指定製品の購入を勧告する「再生原料勧告通知(Recovered Materials Advisory Notice)」も用意している。この通知では、ほとんどの指定製品について、再生原料の含有レベル等が示されている。
 なお、「資源保全再生法(Resource Conservation and Recovery Act:RCRA)」等では、連邦機関は、各機関のニーズに適合し、合理的なコストで入手できる限り、EPAの指定する再生原料を含む製品を購入することととされている。
 関連情報は下記サイト又は、RCRA/スパーファンドホットライン 800-424-9346 で入手できる。

訳注1:コンクリートの表面をざらざらにする時などに吹き付ける鋼の破砕粒。
【EPA】

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