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環境ニュース[海外]

フランス議会・気候変動報告書 2020年までに排出量を25%削減する中期的な目標を提案

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.04.20 【情報源】フランス/2006.04.13 発表

 フランス議会下院の「温暖化に関する情報委員会」が4月12日に報告書を公表したことを受け、オラン エコロジー持続可能な開発大臣は、これを歓迎する以下のようなコメントを発表した。
 「この重要な委員会の議長らに、感謝する。必要なことは早急に、かつ正しい水準で、行動を起こすことである。
 シラク大統領が示した2050年までの強い方針の下、フランスが既に宣誓している目標の途中段階として、今回、提案されたように、2020年までに排出量を25%削減するという中期的な目標を設定することは、我々の参加を一層、促す手段となる。2020年までの中間目標によって、政策や技術研究は、より具体的となり、調査も進められるようになる。また、持続可能な発展に関する政策分野における経済的手法の活用について、経済・財務・産業大臣と連携して、2006年初めに設置した作業グループは、この目標に向けて進むため、財務法に予告される税制上の優遇措置や、財政措置を提案するであろう。さらに、地方自治体の参加を促すため、現在、準備中の新規国・地方契約に気候に関する事項を盛り込んだ。
 今回、委員会は、雇用や競争力の観点から気候変動問題を捉えることを提案しているが、これは、まさに適切である。エコ産業を優遇する努力を進めることにより、雇用が生まれることは確かである。
 こうした提案全体が、夏前に準備される2006年気候計画、および12月の持続可能な開発戦略の議論の基本となることを期待する。
 なお、委員会は、温暖化省庁間委員会(MIES)の強化を提案した。2006年財務法について議論されたMIES予算は重要であり、これは2007年についても同様である」【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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