一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

大規模なウィンド・ファームを建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2001.09.05 【情報源】ドイツ/2001.08.25 発表

 ドイツ連邦環境省は、欧州最大のウィンド・ファームSintfeld(ノルトライン・ヴェストファーレン州)を開設した。ここは、4つの風力発電ブロックに、65の風力発電施設を有し、出力は、全体で105メガワットに及ぶ。連邦環境大臣トリッティン氏は、このウィンド・ファームは、エネルギー転換が現実的なものであることを示すものである、と述べた。
 ドイツは、目下、7000メガワット相当の風力発電の出力を誇っており(世界第一位であり、欧州の半分以上を占める)、総電力の2.5%を供給し、この分野で3万人の雇用を創出してきた。ドイツ政府は、バイオマス等と合わせて、2010年までに再生可能エネルギーの割合を12.5%に倍増させることを目標としている。
 再生可能エネルギー施設に特徴的な分散的配置は、農村等地方における経済構造の弱さを補う。上述の地域においても、農業者等土地所有者は、1ヘクタールあたり800ないし1200マルク(4万円〜6万円)の土地使用料を受け取ることができる。これは、生産されるエネルギーのおよそ5%分の価値にあたる。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース