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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省 初の天然ガス公用車を調達

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.07 発表

 12月7日、環境省のベルリン庁舎前で、初の天然ガス公用車の調達を記念する、自動車キー引き渡し式が行われた。
 今回、選ばれたのは、フィアット社のMultipla Blupowerである。技術的完成度の高さ、天然ガス消費量の小ささ、有害物質排出量の少なさ、走行可能距離の長さが、選択の決め手となった。連邦環境大臣は、環境に優しい天然ガス車両の普及を促すために、他の公的機関も環境省に追従するよう呼びかけている。
 連邦環境省は、この他、天然ガス車の普及を促す措置として、以下のものを実施している。
・アウグスブルク、ハノーファー、ヴェルニゲローデ・バード、ハルツブルク、ウゼドームのモデル都市へ、4000万マルクの助成(2億円)
・動力用燃料として利用される天然ガスに対する鉱油税の軽減(2009年まで )
・「ベルリン市1000台環境タクシープログラム」(実施後1ヶ月ほど経過した現在、140台あまりの天然ガスタクシー車購入の届出があった)
・ベルリン市内での天然ガススタンドの増設
・ベルリン市内での天然ガス料金の引き下げ(100キロを走行するための燃料費は、これにより、天然ガス車が約8マルク、ディーゼル車が約13マルク、ガソリン車が約18マルクとなる)【ドイツ連邦環境省】

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