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環境ニュース[海外]

野生のカモがH5N1型鳥インフルエンザで死亡 鳥類公園など閉鎖へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.03.08 【情報源】フランス/2006.02.17 発表

 首相の権限により2月17日に開催された会議において、オラン エコロジー持続可能な開発大臣は、野生のカモがエン県で死亡し、H5N1型鳥インフルエンザの疑いがもたれている件を受け、対策を望んだ。大臣は、欧州レベルで緊急対策を講じるべきだと強調している。
 この鳥の回収地点の周辺3kmに、保護強化地区が設置される。また、半径10km圏が監視対象地区となる。
 さらに、死んだ鳥が発見された地点のそばにある、ヴィラーデドンブ鳥類公園は、週末、市民に開放される予定だったが、閉鎖される。この公園は、フランス本土の主要な湿原地帯の中にあり、数多くの保護種がいる。同公園では、2005年10月から、封じ込め対策を含む、緊急計画が実施されていた。
 大臣は、この鳥を早急に発見した、国立狩猟・野生動物事務所のレンジャーによる監視に謝意を述べた。
 大臣は、レンジャーに対して、引き続き、死んだ鳥の発見活動を行うとともに(この活動は昨秋から行われている)、動物の採血を実施し、渡り鳥の監視を継続するよう要請した。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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