アフリカ6ヶ国　環境分野での技術支援、能力開発を推進

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.02.10 【情報源】国連／2006.01.24 発表

ケニアなどアフリカの6カ国が、環境分野における技術支援及びキャパシティ・ビルディングを推進する画期的な宣言を採択した。
この宣言は、2005年2月のUNEP第23回管理理事会及びグローバル閣僚級環境フォーラムにおいて採択された「技術支援及びキャパシティ・ビルディングのためのバリ戦略計画」をアフリカで実施することを目指すもの。ケニア、ガンビア、レント、ルワンダ、チュニジア及びスーダンの6カ国が宣言を採択した。
バリ戦略計画は、途上国や経済移行国における、技術支援やキャパシティ・ビルディングを強化することを目指し、政府間で合意された。こうした国々が、環境分野でのニーズ、優先課題、履行すべき義務に対処するため、政府の能力を強化するための枠組みとなっている。
　UNEPは、この6ヶ国がバリ・プロセスの実施を試行するに当たって、率先して役割を果たした。UNEPのテプファー事務局長は、UNDPや他の国連機関とともに、バリ・プロセスの推進に必要な国際社会からの支援を獲得するため、努力していくと述べた。【ＵＮＥＰ】