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環境ニュース[海外]

ESAプロジェクト、ミズハタネズミの生息を助ける

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.08.27 【情報源】イギリス/2001.08.14 発表

 イギリスでもっとも絶滅の危機にさらされている動物の一種であるハタネズミの生息が、サセックスにある国の保護地域10ヶ所のうち8ヶ所で確認された。アングリアン・オットー& リバープロジェクトと環境・食糧・地方事業省の行った調査結果によると、ブライトリングシー(Brightlingsea)沿いのサセックス海岸は、「環境的に脆弱な地域(Environmentally Sensitive Areas:ESA)」の1つに指定されており、今回の調査結果は、ミズハタネズミの保護地域としての管理が成功したことを示すものである。
 ESA計画は、景観、野生生物、歴史的遺産など国として重要な環境保全地域を指定し、保護する目的で1987年に導入された。ミズハタネズミは、イギリス内でもっとも著しい速さで生息数が減っており、特に川辺の環境の変化に左右されやすい動物である。ブライトリングシープロジェクトは川辺の環境保護とミズハタネズミの生息環境の適正化を目指してスタートした。
 環境・食糧・地方事業省のエリオット・モーリー大臣は、「ESA計画がミズハタネズミの生息数回復を促すべく重要な役割を果たしていることは大変励みになる」と評価した。
 詳細はアングリアン・オッター&リバー・プロジェクトのセーラ・ノーマン(Tel:01473 890089)または環境・食糧・地方事業省ESA計画部のアラン・ブリヴァント(Tel:01371 876451 / 07831 523060)まで。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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