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環境ニュース[海外]

EPA 鉛含有塗料を含む住居の修繕作業について 規制を強化

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.01.18 【情報源】アメリカ/2005.12.29 発表

 子供の中毒を減らすため、EPAは、建築業者や請負業者が、を含有する塗料を用いた住居で作業を行う際の規制を強化することを提案した。
 今回の規則案は、6歳以下の幼児が住む住居での修繕作業によって、含有塗料による新たな危険が生じるのを未然に防止することを、ひとつの目的としている。EPAの分析では、含有塗料が使われた可能性のある住居での修繕・修理・塗装作業によって、6歳以下の幼児110万人が、毎年、影響を受けているとされる。
 EPAの提案は、請負業者が被害を防ぐ作業方法に関する訓練を受けること、修繕業者・企業が認証を受けること、修繕訓練の提供者が認可を受けること、および修繕業者が保護のための作業方法基準に従うことを、それぞれ義務づけるものである。
 今回の規則は、報酬を受けて修繕を行う全ての者に適用され、含有塗料を2平方フィート以上にわたって除去する、修繕・修理・塗装作業のほとんどに適用される。
 なお、消費者製品安全委員会は、住居への含有塗料の使用を1978年に禁止したが、国内の3800万を超える住居が、依然として含有塗料を含んでいる。1960年以前に建築された住居の3分の2には、含有塗料が使用されている。
 EPAはこの規則案につき、90日間にわたって、パブリック・コメントを募集する予定である。【EPA】

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