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環境ニュース[海外]

UNEP 東アフリカ諸国を対象に 環境と税関に関するワークショップ開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.12.01 【情報源】国連/2005.11.14 発表

 東アフリカ諸国から税関と環境に関する専門家40人が集まり、11月14日からの5日間、タンザニアのアルーシャにおいて、環境と税関に関するワークショップが開催される。
 このワークショップでは、各国の税関職員等に対して、様々な多国間環境条約の遵守と執行に関するトレーニングが行われる。
 UNEPのテプファー事務局長は、環境条約の遵守と執行に関する一連の手続きにおいて、各国レベルでは、税関職員による違法な荷物の発見や差し押さえ、検察官による環境犯罪の訴追、裁判官による適切な判決の3つを強化する必要があると指摘した。
 現在、環境犯罪は、世界中で年間220〜310億ドル(2兆4千億〜3兆4千億円)という規模に拡大している。象牙、トラの骨、ランの密輸の他、CFC類のようなオゾン層破壊物質、有害廃棄物の違法取引も環境を脅かすものとなっている。【UNEP】

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