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環境ニュース[海外]

イギリス ドイツ 農業グリーン化で協力

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2001.07.25 【情報源】イギリス/2001.07.17 発表

 イギリスのマーガレット・ベケット農業大臣とドイツのKunast農業大臣は、7月16日にロンドンで開催された欧州の農業の将来を考える会合に出席。欧州の農業をより環境にやさしいものにしていくことを目指し、協力することを約束した。
 これは、先週、EUのFischler農業委員が、EUの共通農業政策(Common Agriculture Policy:CAP)の抜本的な改革は、2006年の現行予算の改定前は難しいと述べたのに反発したもの。
 イギリスとドイツは、他の加盟国と協力しながら、食べ物の安全性や、集約的な農業の削減、有機農法の推進に取り組んでいくという。イギリスは、省庁改編により、新たに、「環境・食糧・地方事業省」を創設したところで、農業と環境の統合の推進に力を入れているところである。また、ドイツも、緑の党出身のKunast農業大臣が、有機農産物の生産を、10年以内に、現在の3%から20%に増加させると意気込んでいる。
 一方、フランスは共通農業政策改革に反対と見られている。しかし、ドイツの農業大臣は、EU拡大により、今後、フランスがCAPから受ける恩恵は減っていくため、何らかの改革には賛同するのではないかと述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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