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環境ニュース[海外]

ブッシュ大統領 気候変動研究・対策事業を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.07.24 【情報源】アメリカ/2001.07.13 発表

 7月14日、ブッシュ大統領は、気候変動に関する調査研究及び関連事業を発表。
 これは、6月に気候変動チームが発表したアメリカ気候変動研究イニシアティブ(the U.S.Climate Change Research Initiative)、国家気候変動技術イニシアティブ(the Naional Climate Change Techonology Initiative)等をさらに具体化するもの。
 気候変動研究については、今後3年間で、NASAに1億2000万ドル(144億円)を投じる。主な研究分野としては、炭素循環、水(水蒸気・雲)とエネルギーの循環、化学物質と気候との関係、コンピューター・モデルの開発などがあげられている。ブッシュ大統領は、研究の推進に当たって、日本やEUとも協力していく方針を示している。
 また、技術開発については、エネルギー省が企業やNGOと協力しながら、CO2の吸収、固定化に関する技術に重点をおいて進めている。具体的には、7月11日にエネルギー省が2つの協定を締結。NGOのThe Nature Conservancyと森林による効率的な吸収について、また、BA−アコモ、シェルなどエネルギー企業9社とCO2の地下貯蔵技術について調査研究を行うこととなった。
 さらに、西半球での協力を進めるとして、EPAが中心となり、森林スワップ、米・加・墨の協力の推進を図ることとしている。【ホワイトハウス】

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