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環境ニュース[海外]

国連環境計画を格上げし「国連環境機関」に ベルリンで国際シンポジウムが開催される

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.06.02 【情報源】ドイツ/2005.05.26 発表

 国連環境計画(UNEP)を強化して「国連環境機関(UNEO)」とすることを目指し、5月26日、ベルリンで国際シンポジウムが開催された。シンポジウムには、フランスのルペルティエ環境大臣、ドイツのトリッティン環境大臣、2004年ノーベル平和賞を受賞したケニアのマータイ環境副大臣らが参加した。
 フランスは、国連環境機関設立計画を支持しており、組織形態や権限を詳細に検討するための作業グループとして26カ国を集めた。9月のニューヨーク・サミットを目指し、フランスは、現在、EUがこのイニシアティブを公式に支持するよう働きかけている。中国、ブラジルなどの高度成長国を含めた多くの途上国、欧州の大半の国は、このイニシアティブを支持している。ルペルティエ大臣は、「今日の地球規模の環境上の脅威は、人類にとって最も重要な問題であり、この問題に対処するために国連内に何の機関も置かないことは考えられない。フランスは、国連機関の再編に関する協議が予定される9月のニューヨーク・サミットにおいて、環境国連機関の発足を強く主張する」としている。
 なお、ドイツ、フランス、スペイン3カ国の環境大臣は、5月27日付けのフランクフルト・ルントシャウ紙に、UNEPを強化した国連環境機関の設立を呼びかける記事を寄せた。【フランス エコロジー持続可能な開発省】【ドイツ連邦環境省】


下記アドレス:ドイツ連邦環境省プレスリリース

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