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環境ニュース[海外]

トリッティン環境大臣 訪日中の活動について

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.05.17 【情報源】ドイツ/2005.04.28 発表

 3Rイニシアティブ閣僚会議に参加するため来日中のドイツのトリッティン連邦環境大臣は、4月27日、28日にかけて、小池環境大臣や国会の環境委員会委員との会合、慶応大学や日本外国特派員協会での講演など、積極的な活動を行った。
 国会の環境委員会委員との会合においては、トリッティン大臣は、「京都は、国際社会で地球温暖化防止を指す言葉になりつつある。これは誇りを持つべきものだ」とコメントした。さらに、ドイツのエコロジー税制改革を紹介した。これは、長年、環境税の導入に取り組んでいる国会議員の関心を得たという。
 また、慶應義塾大学では、多くの学生や研究者を前に、地球温暖化防止政策に関する講演を行った。「2度以上の温度上昇により、取り返しのつかない被害がもたらされるリスクが急増する。工業国は、大幅な温室効果ガスの削減目標を受け入れ、豊かな途上国は、その発展を気候変動に配慮した形で実現しなければならない」と述べた。
 日本外国特派員協会では、エネルギー政策について講演を行い、ドイツの政策と目標を紹介し、「我々は、石油への依存から脱出しなければならない。これは、地球規模での公正を実現するための基本条件である。再生可能な原料と資源は、80億人もの人々がこの惑星で尊厳をもって生活することができるチャンスをもたらす」と発言した。
 トリッティン大臣は、日本滞在中、ドイツ政府の環境政策やエネルギー政策に対するポジティブな評価を受けたとコメントしている。【ドイツ連邦環境省】

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