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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省キルギスタン生まれのユキヒョウを保護・養育

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.23 発表

 ドイツ環境省は、12月23日、キルギスタンで密猟されたユキヒョウを、保護・養育のためにドイツ国内に受け入れた。ユキヒョウは、ワシントン条約により保護される絶滅のおそれがある野生動物の中でも、最も強力な保護を要するものの一つである。
 ユキヒョウが生息するキルギスタンでは、ドイツ自然保護同盟(Naturschtzbund Deutschland (NABU))が、当地で行われる保護プロジェクトを支援してきた。プロジェクトの一環として設置された狩猟区管理人が、この度、密猟されたユキヒョウを発見し、保護に至ったというものである。
 ヨーロッパでは、絶滅危惧種の人工的な養育を目的として、ヨーロッパ保護飼育プログラム(Das Europaeische Erhaltungszuchtprogramm(EEP))が作成されているが、今回ユキヒョウを受け入れたリューネブルク・ハイデ野生生物公園は、このプログラムに参加している。なお、この受け入れは、学術目的のものとして行われ、キルギスタン政府当局による輸出許可と、ドイツ自然保護庁による輸入許可の手続を踏んでいる。【ドイツ連邦環境省】

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