一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、サスティナブル・ファイナンス諮問委員会が最終報告書を提出
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2024.12.06 【情報源】/2024.11.22 発表
ドイツ連邦環境省(BMUV)は、連邦政府が設立したサスティナブル・ファイナンス諮問委員会が現立法期間の活動における最終報告書を提出したことを報告した。諮問委員会は、ドイツにおける持続可能な経済を進めるための資金調達に民間資本をより広範囲に動員することを可能とする金融システムの設計に取り組んだ。
最終報告書では、連邦政府に対し、気候中立な経済に移行する中で、ドイツの競争力を強化し、持続可能性を確保する方法を示している。
レムケ連邦環境大臣は、「諮問委員会は、社会的結束や環境・気候保護、競争力の維持など現代における数多くの差し迫った問題に取り組み、学際的な専門知識を活用し、具体的で実践的な解決策を提供した。」と述べた。
サスティナブル・ファイナンス諮問委員会は、現立法期間中に持続可能な金融戦略をさらに発展させ、実現するための助言を行う専門家からなるドイツ政府が設立した独立機関である。
また、持続可能な金融分野に関する国内、EU内、国際的な議論において、連邦政府を支援する役割を持ち、金融界、実体経済界、市民社会、学術界の34名の専門家で構成されている。
【ドイツ連邦環境省】