一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス環境省、環境データを一元化した新プラットフォームを開始
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2024.12.05 【情報源】/2024.11.19 発表
フランス政府は、これまで分散していた環境データを一元化して活用しやすくする新たなプラットフォームフランスの気象庁、環境移行庁(ADEME)、国立地理情報・森林情報庁(IGN)、生物多様性局(OFB)といった専門機関や政府の地方機関が持つ様々な分野のデータセット約3万件を一つにまとめ、地域の課題に関するデータを効率よく利用できるよう、利用方法に応じたデータをパッケージとして提供するという新たな機能を持たせた。
これらのパッケージで示される事例は他の地域でも応用することができる。
例えば、リヨン地域の気候変動適応政策に関連して、都市部の緑化に重要となる緑化可能地の特定方法に関するパッケージが設けられており、これをヒントにボルドー地域でも同様の取組が進められているという。
プラットフォームは政府の公共政策を実施する中央政府や地方機関、地方自治体の担当者らを対象ユーザーとしているが、市民社会や民間の利用も可能である。
【フランス環境省】