一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、使い捨てプラスチック製品基金デジタルプラットフォームへの登録対象を拡大
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2024.08.22 【情報源】/2024.08.01 発表
ドイツ連邦環境庁(UBA)は、使い捨てプラスチック製品基金デジタルプラットフォーム「DIVID」への登録の対象に廃棄物収集処理機関(公共機関など)や海外事業者も対象にすることを公表した。2024年8月1日以降に登録が可能となる。プラットフォーム「DIVID」は2023年5月15日に可決された使い捨てプラスチック基金法に基づき設置されたもので、特定の使い捨てプラスチックを生産・使用する製造業者に公園や街路に破棄された廃棄物の処理費用の負担を課し、廃棄物投棄への対応に取り組む公共機関にその処理費用を支払うシステムの管理を目的としている。
これまでは国内事業者のみ登録が可能であったが、今回の登録対象の拡大により年間最大 4億3,000万 ユーロの資金収入が確保される。
連邦環境庁は、「DIVID」を用い製造事業者 約56,000機関 の登録と賦課金の入金、および公共機関 約6,400機関 への処理費用の分配のデジタル処理を実現する。
【ドイツ連邦環境省】