一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス環境・食糧・農村地域省、国際気候変動ファイナンスの成果を報告
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2024.10.28 【情報源】/2024.10.10 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、「国際気候変動ファイナンス」(ICF)の成果報告書を発表した。ICFは、外務・英連邦・開発省(FCDO)、エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)、DEFRAの拠出による政府開発援助(ODA)で、途上国の気候取組の支援により貧困の撲滅を目指す。
たとえば、マダガスカルとインドネシアでは、マングローブ林の保護・再生・管理活動を支援し、排出削減・生態系保護とともに林業・漁業など経済的な機会の開発を達成した。
ICF発足の2011年4月 から2024年3月 までに、温室効果ガスの排出削減1億500万トン、適応支援取組の受益者1億1,000万人、クリーンエネルギー受益者の増加8,200万人、消失を回避した生態系75万ヘクタール 等の成果をあげた。
また、ICFは「気候変動官民パートナーシップ」(CP3)を通じて投資ファンドに投資するなど民間資金を活用、これまでに総計で公的資金84億ポンドと民間資金78億ポンド を動員した。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】