一般財団法人 環境イノベーション情報機構

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わたしたちのごみは?

発泡スチロールのリサイクル

軽くて強く保温・保冷性があり、水を通さずいろいろな形に作りやすい、という便利な性質をもった発泡スチロールは、用途によって2種類に分けられ、別々のしくみでリサイクルが進められています。
また、石油から作られるプラスチックに共通なこととして、マテリアル・リサイクルとサーマル・リサイクルという2通りのリサイクルがあります。マテリアル・リサイクルは、発泡スチロールを加工してプラスチックにもどし新しい製品に作り変えるものです。サーマル・リサイクルは、燃やした時の高温の熱をエネルギーとして利用し発電(ごみ発電と言います)などを行うものです。
1999年には発泡スチロールのマテリアル・リサイクルは 33.2%、サーマル・リサイクルは 21.8% が達成されました。

発泡スチロールのリサイクルの流れ

1.魚を入れる箱、電気製品などの梱包剤として使われる発泡スチロールのリサイクル

(資料:発泡スチロール再資源化協会)

魚、青果の箱や家電品の梱包剤の発泡スチロールは、資源再生のための諸施設で資源化処理が行われます。今は、まだ家庭から回収に出すルートができていません。

2.食品トレイのリサイクル

(資料:発泡スチレンシート工業会)

食品トレイのリサイクルを進めよう

食品トレイは、きれいに洗って乾かしてから、スーパーなどの回収ボックスに入れてください。
貴重な資源です。ごみにしないでリサイクルを進めましょう。

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