一般財団法人 環境イノベーション情報機構
街路樹の役割
●街路樹(がいろじゅ)の役割
- 1.はい気ガスやそう音をやわらげる
- 2.夏に道の上が熱くなりすぎるのをふせぐ
- 3.鳥や虫のすみかになる
- 4.街のけしきが美しくなる
●さくら
桜にはいろいろ種類があってなんと100種類以上なんだって。街路樹として多いのはソメイヨシノ、学校のまわりにもきっとあるよね。春に葉よりも先に花が咲く。花の蜜(みつ)を食べる小鳥が集まる。
●イチョウ
オスとメスの木がある。ギンナンの実がなるのはメス。秋には葉が黄色くなる。日本では最も多く街路樹として植えられている。神社でもみかけるね。ヨーロッパでは生きた化石としてめずらしがられるんだって。
●プラタナス
自然に育てると30メートルぐらいまで高くなる。樹皮は白とうす緑色。スズカケの木ともいうように秋には丸いスズのような実をぶらさげるが、街路樹は年に何度も切られるので実がならない。ちょっとざんねん。とてもかわいいのに。
●コブシ
春のはじめにいい香りの白い花が咲く。
まだ葉がでないうちに大きめの花が枝いっぱいにつく姿は、まるで天使がとまっているみたいだよ。
秋には赤い実がなる。
コブシの名前はつぼみがげんこつのような形をしているから。
自分たちの住んでいる近くには、どんな街路樹があるか調べてみよう。
木のとくちょうを自分の目でよ〜く観察して(葉や枝の色、かたち、花や実)、一枚の地図を作ってみよう。集まってくる虫や鳥の種類も、書きこもう。