一般財団法人 環境イノベーション情報機構
メダカがいない?
メダカに似たカダヤシやモツゴはいたけど、メダカはいなかったよ。どうしてなのかな?
メダカの住むところは、いつも水がかれることのない流れのゆるやかな小川、池や湖、水田。
でも水田がへり、小川がコンクリートの用水路にかわったり、水がよごれたり、人がボウフラ退治(たいじ)のためにもちこんだカダヤシとの競争に負けてメダカは少なくなった。
指標生物(しひょうせいぶつ)をみてみよう
水の汚れの目安となる生物を指標生物といい、どんな生き物がいるかによってよごれの程度を知ることができます。
きれいな水
水がとうめいで川底まで見え、川底には石があり、岸には植物もはえている(水質階級1)
少しきたない水
まわりに田んぼなどがあって、水が少しにごっているようなところ(水質階級2)
きたない水
排水路(はいすいろ)がつながっていたり、まわりに多くの家があり、川底はドロっぽくなっている(水質階級3)
大変きたない水
工場が多く、人がたくさん住んでいるようなところで、川岸はコンクリートなどでできていて、水はかなりにごっている(水質階級4)
近くの川はどれくらいきれいなのかしらべてみよう。
川底にどんな生き物が住んでいるかしらべてみよう。
住んでいる生き物と川のよごれぐあいの関係はどうかな?
家族や近所の人に聞いて、近くの川が昔はどんなふうだったか聞いてみよう。そしてこれから近くの川をどんな川にしたいか、絵をかいたり、文章にしてみよう。