一般財団法人環境イノベーション情報機構
このゆびとまれ!エコキッズ

川のはじまり

目的

  • 気づき:川のはじまりから水の循環を知る
  • 知識:水の循環と自然界の水浄化作用、また人間活動による汚染の仕組みについて理解する
  • 行動:人間活動による水の汚染に配慮した水の使用ができる

背景

おいしい水

日本には、山地が多いという地形的条件もあって、湧水が多く存在します。湧水は、季節を通じてほぼ一定の水温を保つため夏には冷たく、冬にほど温かく感じさせる他、地中を通る過程で汚濁物質がろ過されたり、逆にミネラルや遊離炭酸が溶け込むなど、おいしい水となる条件に恵まれています。昔から、酒どころやソバ打ち、お茶などで栄えた地域では、おいしい水が湧き出ていました。

自然の貯水地

湧水のわき出る源流は、河川の水源でもあります。特に森が豊かで深いところでは、豊富な水源として一帯が自然の貯水地となっています。木がなく岩だらけの禿げ山では、ひとたび雨が降ると激しい流れが一気に沢を下ります。一方、豊かな森林が形成された地域では降った雨が土壌に浸透して、地中をゆっくりと流れて源流からわき出てきます。このため、雨が降らないときにも水が枯れることなく、豊かな水が保たれることになります。

現在の日本では、水源として多くのダムが建設されています。夏の渇水期に干上がったダムの映像がテレビに流れることもあるなど、水源というとダムという認識も強くなっていますが、そもそも源流とその一帯の自然を引っくるめて大切な水源地として保全していく視点が大切といえます。

発展

雨水利用

水の確保が困難なところでは古くから雨水が利用されてきた

雨水は、山岳地域や島の生活など水資源が少なく水の確保が困難な地域で古くから直接利用されてきた他、水需要の急増など水不足に悩まされる都市でも利用に対する関心が近年高まっています。

貯水槽の設置と雨水の利用

大規模施設の屋根に降る雨を貯水槽にためて、施設内のトイレの流し水や、冷房・冷却用水などに使う例も増えてきています。自治体として地域の施設や家屋に貯水槽の設置を促進し、無駄な水道水の利用を減らして渇水対策とするところもあります。

地下に浸透させることもまた、雨水利用のひとつのあり方

地下水を水源として使っている地域や、大雨時に河川があふれて洪水が懸念される低地などでは、降った雨を河川や下水道に流すのではなく、積極的に地下に浸透させようという動きもあります。アスファルトなどの舗装面を浸透性のある素材に張り替えたり、各家庭における雨水浸透装置の設置を補助するなどの事業が組まれているところも多くなっています。

雨水の利用は、直接的な水源としての意味だけでなく、地下水に戻すことで自然の水循環をうまく利用するという視点でも取り組まれています。

関連情報

雨水利用と緑化を進める会
〒452-0822 名古屋市西区小田井4-303
TEL: 052-502-1100
FAX: 052-504-2045
http://www005.upp.so-net.ne.jp/ame/
雨水利用を進める全国市民の会(Japan People for Promoting Rainwater Utilization)
〒131-0032 東京都墨田区東向島1-8-1
TEL: 03-3611-0573
FAX: 03-3611-0574
http://www.rain-water.org/
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