一般財団法人環境イノベーション情報機構
このゆびとまれ!エコキッズ

なんのあな?

目的

  • 気づき:身近な自然の不思議に気づく
  • 知識:セミの生態と身の回りの自然との関連を理解する
  • 行動:都市に共存する生物に配慮した生活行動が取れる

背景

日本人に親しまれてきたセミ

セミは、チョウやトンボ、ホタル、秋の虫と並んで、日本人に最も親しまれている昆虫といえます。セミの鳴き声を聞くと、暑い夏を一層暑苦しくさせる気分にもなります。夏はセミが鳴くものだという思いが強いようですが、世界では必ずしもそうではありません。北アメリカでは所々で13年ゼミや17年ゼミが繁殖しています。13年や17年に一度、一斉に羽化して鳴き始めるセミです。再び現れるのが13年もしくは17年後になります。このセミが出現すると住民はセミのいない場所に避難するともいわれています。

セミとのつき合い方

日本では、主に子どもの頃の遊びとして「セミ採り」が盛んに行われています。また、夏の夕方に注意深く探してみればセミの羽化を観察することもできるでしょう。この他、短歌 ・俳句 ・川柳などの文学にも、古くからセミを題材にたくさん詠まれています。

セミの不思議

セミは、その生態のほとんどの時期を土の中で過ごします。俗に土の中で7年間過ごすともいわれるように、幼虫期の長い土中生活を経て地上に出てくると、半月〜1ヶ月ほどの短い成虫期に繁殖を行い、力尽きて死んでしまいます。このようなセミの生態を知識としてではなく実際に観察することは難しいのですが、種による生息環境の違いや鳴く時刻の違いを観察することによってセミの環境との関わりを考察することができます。都市化によって土が乾燥し、湿気を好むニイニイゼミが減ってきている反面、乾燥した土を好むミンミンゼミが増えたり、夜中の電灯に群がり鳴くセミが観察されるなど、人為的な影響がセミの生態に及ぼす影響にも心を配りたいところです。

発展

関連事項

身近な自然や生き物にふれあう視点としては、「(2−6)学校にいる生きもの」などいくつか取り上げていますが、このときに大事になってくるのは、人間にとっての親しみやすさという観点だけからみるのではなく、生態系の中でどのような役割を担っているかということをしっかりと意識することだといえます。多様な生物がバランスの中で生きていることを理解することや、そのようなバランスに及ぼす人間活動の影響について思い至らせることが重要です。

また、自然の大切さや命のかけがえのなさを伝えることが目的となる場合もあります。このとき、直接的に「自然を大切にしましょう」「いのちを尊重しましょう」といった道徳観だけで行動を押しつけるのではなく、むしろその基盤となる価値観を実感できるような投げかけによって、子ども自身の主体的な行動を促していくことが必要といえます。特に自然の中で感性を育むことを重視する視点としては、「(4−3)いつもの通学路」で扱うこととしています。

関連情報

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