一般財団法人 環境イノベーション情報機構
木の枝やツルを使って、トレーを作ってみよう
できあがり写真 おかしをのせてティータイム
用意するもの
- 枝きり用のはさみ
- 直径8ミリから1センチぐらいの小枝(20センチに切ったもの20本くらい、このうち 一本には持ち手用の細い枝がついたもの)
- ヤマイモやツタなどのツル(あわせて5メートルほど)
作り方
- 小枝を2本のこしてならべる。2本はトレーの底の足になる。一番はしの枝は持ち手用の細い枝がついている。
- ならべた枝のはばの2倍より少し長いツルを2本用意する。長すぎても短すぎてもやりにくい。
- 枝の両サイドをツルでねじってつなげる。スタートを輪にして、図のようにねじる。ぜんぶの枝をつなげたら、もう一度Uターンして同じようにねじる。とちゅうでツルがたりなくなったらつぎたす。
- 両はしの枝を2〜3本のこして、底の足をつける。足にする枝の2倍くらいの長さのツルでからめて固定する。足の枝が長すぎれば固定してからカットする。
- はしの小枝からのびている細い枝を持ち手にする。トレー本体の両はしの小枝がたちあがるように、持ち手の枝をぐっとひっぱってまげる。枝にツルをからめて反対のはしにつなげる。ツルをトレー本体のはしの小枝にまきつけて、持ち手を固定する。ツルをたくさんまくと持ち手が太くなるね。
- かたちをととのえてかわかして、できあがり!
作り方のヒント
●ツルのまきはじめとおわりはちょっとむずかしい。ツルがほどけないように工夫しよう。どうしてもほどけそうなときはハリガネやボンドを使ってね。
- まきはじめはツルを輪にしておいて、はしっこをトレーのうしろにもっていく。
- わりのツルはまわりの枝やまいたツルのすきまにはさみこむ。
- ツルをつぎたすのもコツがいるよ。ツルがたりなくなりそうなところで、新しいツルを枝のあいだに何度かさしこむ。
●ツルが手に入らない人はハリガネやヒモでもできる。
身近な材料をあつめてね。
●枝やツルはとったばかりのものでも使えるけど、かわいていない生の枝やツルはかわくと細くなる。
ツルの種類によって、しなやかなものやおれやすいものがあるので、いろいろためしてね。
町の中でもフェンスや木にツタやヤマイモ、ヘクソカズラのツルがからまっているよ。
学校にもあるんじゃないかな。
ふつうツルは秋に葉が落ちてからほしておく。
かわかしたツルを使うときは、一晩水につけておくとやわらかくなっておれない。
いろいろなつるの写真
このほかにもクズやアケビ、フジなどがある
枝の写真
せんていしたケヤキの細い枝