一般財団法人 環境イノベーション情報機構
ミニ田んぼをつくってみよう
用意するもの
- バケツか底の浅い箱
- 土(庭や畑の土を広げてかわかし、小石などを取り除いておこう。
なければ園芸店で黒土をかう) - 苗(なえ)(田植えをしている農家の方からもらおう)
※苗が手に入らなかったら、種もみ(玄米でもいい)から発芽させてもいいよ。塩水(生卵が浮くくらい塩を溶かす)に入れて沈むのが、中身の詰まったいい種もみだよ。
1週間くらい水につけて(毎日水を換えないと腐っちゃうから注意しよう)、十分水を吸わせてやると白い芽が出てくるから、土に植えて苗を育てよう。
イネの育て方
- 苗を2〜3本まとめて十分あいだをあけてバケツ(または箱)に植える。せまい場所にたくさん植えると大きくならないから、バケツだったら真ん中にひとつくらいにした方がいいよ。
- 苗を植えたら、根がしっかりとつくまでの1週間ほどはたっぷりの水をあげよう。
- 根元から茎が枝分かれするようになったら、中干しをするよ。
これは、土に空気が足りなくなると根がくさっちゃうから、しばらく水をやらないようにして土をかわかすことだよ。
かわきすぎに注意しながら、3〜5日くらいたったら、深さ3cmくらいまで水を入れよう。 - 穂(ほ)がたれ下がってきたら、水をへらそう。もみをさわって固くなってきたら中にお米ができてきているよ。水を落として、穂が黄色く色づくまでまとう。
- 稲刈りだ! どれくらい取れるかな?
田んぼによってくる生きものは?
田んぼをやっていると、いろんな生きものがよってくるよ。
特に穂がつきだすころには、虫やスズメが食べにくるから、農家の人たちは虫やスズメに食べられないように、いろんな工夫をしてきたよ(カカシを立てたりネットを張ったり)。
イネ以外の草も生えてくるかもしれない。イネかぶには小さな虫がついているかもしれないよ。落ちてこないか、軽くたたいてみよう。
その他、どんな生きものがやってくるかな?