一般財団法人環境イノベーション情報機構
《オンライン》アニマルウェルフェアとは何か ー世界と日本の取り組みから倫理的消費について考えるー
※こちら(https://www.es-inc.jp/seminar/2021/smn_id011028.html)からも下記内容をご覧いただけます※
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みなさんは、普段私たちが食べている卵や肉が、どのように作られているか、知っていますか?
例えば、日本では、ほとんどの採卵鶏(卵を産むために飼育されている鶏)は、「バタリーケージ」と呼ばれるおよそB5サイズほど大きさの檻に閉じ込められたまま一生を過ごします。また、豚肉用の子豚を産むための母豚の多くも、妊娠ストールとよばれる檻の中で身動きが取れない状態に置かれています。
アニマルウェルフェアは「動物たちは生まれてから死ぬまで、その動物本来の行動をとることができ、幸福(well-being)な状態でなければならない」という考えを背景として欧米で誕生しました。
でも、日本は欧米と比べると取り組みが遅れているのが現状です。
欧米にはアニマルウェルフェアに配慮した畜産動物の肉や卵の認証制度がいくつもあり、消費者は認証ラベルで選ぶことができますし、投資家も長期投資の価値を左右する重要課題であると明言しています。もう食品業界だけの話とは言えなくなっていることは間違いありません。
そのような中、開催される東京オリンピック・パラリンピック。
私も一部、委員会の議論に参加させてもらいましたが、提供する食材に関する調達問題はどうなったのでしょうか?
このセミナーではアニマルウェルフェアの基本的な考え方から、世界と日本の現状や取り組みをお伝えするとともに、現在企業として取り組みを進めていらっしゃる味の素株式会社様に、取り組みの内容、企業としての課題や挑戦などを伺います。
ぜひこの機会にアニマルウェルフェアについて世界の動きを知り、一緒に考えてみませんか。
(枝廣淳子)
■日時:7月14日(水)19:00〜20:30(開場:18:45予定)
■会場:オンライン(Zoom)を使用します
■講師:枝廣淳子(大学院大学至善館教授、イーズ代表、幸せ経済社会研究所所長)
■ゲスト:味の素株式会社様
■プログラム:
1.アニマルウェルフェアとは〜世界と日本の今を知る
枝廣淳子
2.先進企業の取り組み
味の素株式会社様
3.これから私たちにできること・すべきこと
質疑応答・まとめ (枝廣淳子)
■開催方法:Web会議システム(Zoom)を使ったオンラインセミナー
※参加チケットをご購入いただいた方に別途お知らせします
■参加費:1,650円(税込)
■参加チケット販売締切日時:7月14日(水)お昼12時
■主催:有限会社イーズ、共催:株式会社未来創造部
■お申込みはこちらからお願いします
https://es-inc.stores.jp/items/60d2c215b5285a346d0f340a
※上記(STORES)のサイトからのお手続きが難しい場合は、以下のお問い合わせ窓口までご連絡ください。
※参加費のお支払いを確認させていただいた方に、セミナー当日12時までにZoomのURLをメールでお送りさせていただきます。迷惑メール等に入らないよう、ご注意ください。締切間際にお申込みされた方にも順番にご連絡いたしますので、
お待ちいただきますようお願いいたします。
※チケットをご購入いただいた方には、後日、期間限定で当日の動画をご覧いただけるよう準備させていただく予定です。もし当日ライブ配信をご覧いただけなかった方はそちらをご利用ください(終了後、別途事務局より視聴方法をご案内
させていただきます)。
■ご参考:『アニマルウェルフェアとは何かー倫理的消費と食の安全』
枝廣淳子(著)
岩波書店(岩波ブックレット)
https://www.es-inc.jp/books/2018/bks_id009633.html
【お問い合わせ窓口】
有限会社イーズ
(営業時間:午前9時〜午後5時)
メール:info*es-inc.jp
(*を@に変更してお送りください)
電話:03-5846-9841
【登録日】2021.07.01