一般財団法人環境イノベーション情報機構
カーボンリサイクル・CCUSの役割と技術動向
会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【講師】
(一財)エネルギー総合工学研究所
カーボンニュートラル技術センター
炭素循環エネルギーグループ 副主席研究員
酒井 奨(さかい すすむ) 氏
【重点講義内容】
今年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画は、再生可能エネルギーなどのCO2フリーなエネルギーの積極的な導入と、特定の電源や燃料源に過度に依存しないバランスの取れた電源構成を目指すことで、日本経済の安定成長を狙った内容になっています。一方で2050年のカーボンニュートラル社会の実現には、現実とのギャップが大きく、その差をどのように埋めていくのかが、引き続き大きな課題となっています。
本セミナーでは、このギャップを埋める上で最後の砦とも言われるカーボンリサイクルやCCUSの技術動向を整理して、これらが果たすべき役割、開発動向、課題、将来の展望などをご紹介します。
1.はじめに
(1)第7次エネルギー基本計画とCO2削減目標
(2)日本のエネルギーフローを読み解く
(3)再生可能エネルギーの見方と考え方
2.カーボンリサイクルとCCUS
(1)カーボンリサイクルの概要
(2)CCUSの技術動向
@CO2分離回収技術
ACO2有効利用技術(CCU)
BCO2輸送と貯留(CCS)
3.さいごに(ポイント整理) 〜いま何をすべきかを考えるために〜
4.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
酒井 奨(さかい すすむ) 氏
2000年3月 静岡大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。
2000年4月〜 信州大学・ポスドク研究員。
2001年3月〜 カナダ・ビクトリア大学、ポスドク研究員。
2003年4月〜 静岡県工業技術研究所、上席研究員。
2014年1月〜 現在に至る。
【登録日】2025.04.08