一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際海運の脱炭素化に向けた動向
会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【講師】
公益財団法人日本海事センター 企画研究部
主任研究員
森本 清二郎(もりもと せいじろう) 氏
【重点講義内容】
国際海運ではGHG排出量ネットゼロに向けて代替燃料や代替エネルギーの普及を促す対策が必要とされています。欧州では、本年よりEU ETSの海運分野への適用が始まり、来年からは燃料のライフサイクルGHG強度を規制するFuelEU Maritimeの適用が始まります。また、国際海事機関(IMO)ではエネルギー効率改善や代替燃料・エネルギーの普及に向けた基準や規制の検討が進められています。
本講演では、欧州の政策動向を中心に、国際海運の脱炭素化に向けた動向について紹介します。
1.国際海事機関(IMO)におけるGHG削減対策
-GHG削減戦略、中期対策、LCAガイドライン
2.欧州における海運分野のGHG削減対策
-海運EU ETS、FuelEU Maritime
3.欧州における舶用代替燃料の普及に向けた支援策
-Innovation Fund
4.舶用代替燃料に関する動向
-代替燃料の供給予測、欧州のe-fuelプロジェクト
5.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
森本 清二郎(もりもと せいじろう) 氏
2007年 早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。同年より日本海事センターにおいて国際海運の環境規制の調査研究に従事。日本船舶技術研究協会主催「国際海運GHGゼロエミッションプロジェクト」委員、東京都市大学非常勤講師などを務める。
【登録日】2024.10.02