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イベント情報再エネ大量導入に向けた電力システムの課題と対応

再エネ大量導入に向けた電力システムの課題と対応

【カテゴリ】 エネルギー 再生可能エネルギー

【開催日】2024.09.05

【開催地】東京都


会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【講師】
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
電力システムグループ部長
炭谷 一朗(すみたに いちろう) 氏

【重点講義内容】
2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、再生可能エネルギーの導入が進められています。しかし、風力発電、太陽光などの出力が安定しない変動性再エネ(VRE)は、既存の電力システムのままでは大量に導入することはできません。
そこで、変動性再エネを簡単に系統に導入できない理由とともに、課題をブレークスルーするための取組状況を説明します。例えば、送電系統では、送電容量の確保、出力変動への対応とともに系統安定性の確保が必要となります。配電系統では、新たに分散型エネルギーリソース(DER)を活用した需給一体型システムへの移行が進められています。
再エネを有効に活用するためには、電力システム側の適確な対応が必要となることがが、本講演により理解することができます。

1.再エネの電力システム導入の課題
 (1)再エネ主力電源化の動向
 (2)再エネの電力システム導入の技術的課題
2.再エネ大量導入に向けた電力システムの対応
 (1)送電容量の確保
 (2)出力変動への対応
 (3)系統安定性の確保
3.再エネ大量導入に向けた分散型エネルギー資源の活用
 (1)蓄エネルギーシステムの活用
 (2)需要家側資源の活用
 (3)電力需要の構造的変化
4.まとめ
5.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
炭谷 一朗(すみたに いちろう) 氏
東京工業大学大学院 電気・電子工学専攻修了。
東京電力(株)にて、以下の業務などに従事。
・企画部門:海外の電気事業の調査分析
・技術開発部門:配電系統の保護システム、雷対策などの研究開発
・海外事業部門:スマートグリッドおよびEVインフラに関する海外プロジェクトの推進
2018年より (一財)エネルギー総合工学研究所にて、以下の業務に従事。
・再エネ大量導入に伴う電力システムの技術的課題への対応策の検討
・「次世代電力ネットワーク研究会」事務局代表
第二種電気主任技術者、エネルギー管理士、電気通信主任技術者、TOEIC925点。
著書(共著):「図解でわかる再生可能エネルギー×電力システム」技術評論社、2023年。
「図解でわかるカーボンニュートラル」技術評論社、2021年。

【登録日】2024.07.11

登録者情報

【登録日】 2024.07.11

【登録者】新社会システム総合研究所

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