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イベント情報Atmosphere誌特別企画 日本の大気汚染 第2回

Atmosphere誌特別企画 日本の大気汚染 第2回

【カテゴリ】 大気環境 大気汚染

【開催日】2022.09.27

【開催地】全国


■日時:2022年9月27日(火) 13:30-15:30(13:00〜受付開始)
■開催形式:Zoomによるオンライン開催
■主催:一般財団法人大気環境総合センター
■テーマ:Atmosphere誌特別企画『日本の大気汚染 第2回』
■講師(敬称略):山神真紀子(名古屋市環境科学調査センター)https://iiae.or.jp/instructor/2511/
池盛文数(名古屋市環境科学調査センター)https://iiae.or.jp/instructor/6063/  

■プログラム:(敬称略)
13:30〜13:35  Atmosphere誌特別企画『日本の大気汚染 第2回』趣旨説明   若松伸司(愛媛大学名誉教授、IIAE代表理事)
13:35〜14:25 名古屋市におけるPM2.5のトレンドと最近の状況 山神真紀子(名古屋市環境科学調査センター)
<概要>
環境基準を達成するためには、様々な発生源対策がとられます。微小粒子状物質(PM2.5)は環境基準が定められた大気汚染物質ですが、様々な成分で構成されているため、発生源も多岐にわたります。発生源対策が大気汚染物質の大気中濃度にどのように影響を与えるのか、PM2.5を対象として調査した結果をお話しします。15年以上にわたって観測した名古屋市におけるPM2.5の主要成分の長期変動と、粒子やその前駆物質の排出量との関係を調べ、国内の発生源対策がPM2.5の濃度低下に寄与したのかを評価しました。また、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言により、名古屋市内のPM2.5やその他の大気汚染物質の濃度に変化があったのか、取りまとめた結果をお話しします。
14:25〜14:30 休憩
14:30〜15:20 PM2.5中の有機指標成分−その実態観測と発生起源解析への適用− 池盛文数(名古屋市環境科学調査センター)   
<概要>
有機成分は微小粒子状物質(PM2.5)の主要成分であり、その発生源対策が PM2.5 の削減に有効であると考えられる。しかし、その起源や大気中での生成・変 質過程は複雑であり、理解が遅れている。有機成分の発生起源を知るためには、指標となる有機化学成分(トレーサー成分)の測定とそれを用いた解析が有効である。本講演では、Atmosphere誌に掲載された、国内都市部のPM2.5中の有機トレーサー成分の観測結果とそれを用いた発生源寄与解析について解説する。また、PM2.5 対策を考える上で、特に人為起源二次有機粒子(ASOA)の実態把握が課題となっているが、その解析に有効な有機トレーサー成分は限られている。本講演では、新しいASOAトレーサーとして検討したニトロ芳香族炭化水素類の野外観測の結果や、トレーサーとしての有効性評価についても概説する。 
15:25〜15:30  質疑応答 
  
■申込方法と参加費
◇参加費:一般3,000円(テキスト代含む)
セミナー会員 1,000円(テキスト、動画付)
賛助会員 無料 (テキスト、動画付)

◇お申込み:https://iiae.or.jp/seminarlist/seminar/ 

【登録日】2022.09.22

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【登録者】大気環境総合センター