一般財団法人環境イノベーション情報機構
シンポジウム「南硫黄島:東京の原生自然環境保全地域 冒険・発見・最後の秘境!」
東京都に属する小笠原諸島の南硫黄島は、過去に人が定住したことがなく、原生自然環境保全地域【注1】に指定されています。このような島は、世界中の熱帯・亜熱帯地域でもほとんど知られていません。2017年6月、東京都・首都大学東京・NHKが連携し10年ぶりに調査隊が組織され、世界にも類をみない手つかずの自然に、クライマー、ダイバー、研究者たちがスクラムを組んで挑みました。そこで触れた厳しくも素晴らしい原生自然の魅力をお伝えします。
(1)日時
平成31年1月13日(日曜日) 10時00分から17時00分
開場 9時30分予定
(2)場所
都庁都民ホール(都議会議事堂1階)
(3)シンポジウムの見所
@貴重な生態映像等を紹介
南硫黄島の圧倒的な景観、アカアシカツオドリの集団営巣地の国内初確認や海鳥の飛来、固有の動植物、調査風景などの貴重な映像を紹介
A サバイバルな調査の秘話を紹介
外来種を持ち込まないための綿密な検疫を実施
父島経由で43時間の船旅、さらに沖合いからゴムボートに乗り換え、最後は調査隊全員が泳いで上陸
皇居の広さに東京タワー3個分の高さ、平均斜度45度の岩壁を登山しながら調査
B 主な調査結果
希少なラン科植物を発見
アカアシカツオドリの集団営巣地を国内初確認
陸産貝類3種の南硫黄島新記録種
ミナミイオウスジヒメカタゾウムシの再発見
(4) その他
・入場無料、定員280名 当日直接上記会場へ
・隣接する都政ギャラリー(都議会議事堂)でパネル展示も同時開催!なお、パネル展示は1月22日から30日(26日を除く)にも開催
【登録日】2019.01.04