一般財団法人環境イノベーション情報機構
【第195回河川文化を語る会】 講演 「水の都・大阪の再生のために 新作能『水の輪』」
【募集期間】| 2017.11.01〜2017.11.20 ■講演■
【水の都・大阪の再生のために】
新作能『水の輪』
〜こどもたちと一緒にユネスコ世界無形遺産の能楽により
「水を大切にする気持ち」で世界を一つにつなげる〜
◆講師◆
山本佳誌枝 氏(公益財団法人山本能楽堂 事務局長)
【講演概要】
大阪は難波津の時代から、豊かな水の恵みで発展を遂げてきました。世界的にも珍しい「ロの字型の水の回廊」によって、人々の生活はいつも水のすぐそばにあり、水とともに生活が育まれ、その中から豊かな文化が生まれました。江戸時代になり「天下の台所」と呼ばれるようになったのも、水運に恵まれたために他なりません。しかし、高度成長期の時代迎え、水は濁り、悪臭さえ放つようになり、人々はいつしか水に背を向けて生活するようになりました。そのような現状を改善するため、平成21年に官民一体となって「水都大阪2009」が52日間開催され、その最終日を彩るイベントとして新作能「水の輪」が、当時新しく整備された「川の駅・はちけんや」で初演されました。「水の輪」は水の浄化をテーマに環境問題について考えるお能です。汚れてしまった大阪の水を水鳥に扮するこどもたちが大勢出てきて掃除をし、美しくよみがえった水に再び水の神様が現れて大阪の繁栄を言祝ぎます。水と文化のかかわり、そして文化が社会にはたす役割の可能性についてお話しいただきます。
●日 時:平成29年11月21日(火)18:30〜20:30
●場 所:エル・おおさか(大阪府立労働センター)6F「606会議室」
(大阪市中央区北浜東3-14)
TEL:06-6942-0001
●参加費:無料
●主 催:公益社団法人 日本河川協会
共 催:大阪の河川を愛する会
後 援:大阪府
※申込み方法等、詳細はホームページをご覧ください。
【登録日】2017.11.01