一般財団法人環境イノベーション情報機構
道路と電力のアセットマネジメント
T. ICTなどの最新技術を活用した次世代総合マネジメントシステム
−スマートメンテナンスハイウェイ(SMH)−
東日本高速道路株式会社 管理事業本部 SMH推進チームリーダー
上田 功(うえだ いさお) 氏
【14:00〜15:25】
高速道路インフラ資産の健全性の確保のためには、点検の実施からその結果の分析・評価を踏まえた適切な維持・修繕計画策定とその着実な実施につながるマネジメントサイクルを確立することが必要である。最新のICTの活用などを通じ、今後更に老朽化の進む高速道路資産のアセットマネジメントの高度化を目指すSMH(スマートメンテナンスハイウェイ)プロジェクトについて紹介する。
1.NEXCO東日本の事業概要
2.高速道路維持管理のメンテナンスサイクル
3.点検基準の見直しと課題の顕在化
4.SMH構想とSMH基本計画
5.SMHで実現を目指す技術
[情報収集・伝達技術]
6.SMHで実現を目指す技術
[蓄積・分析・評価技術]
7.今後の展開とさらなる進化に向けて
8.質疑応答
U. 電力流通設備の高度化とアセットマネジメント−東京電力PGの取組−
東京電力パワーグリッド株式会社
系統計画室 系統技術グループマネージャー 兼 国際規格調査グループ
馬橋 義美津(うまはし よしみつ) 氏
【15:35〜17:00】
高度経済成長による電力需要の伸びに合わせ形成してきた電力ネットワークは、その多くが取替えの時期を迎えている。需要の伸びが見込めない現在、これら電力設備の取替えは、電力自由化による発送電分離以降の電力会社の経営の根幹に関わる課題の一つとなっている。これらに対応すべく、電力会社は様々な取組をスタートさせている。そこで、本講演では、電力会社の取組を通し、アセットマネジメントの方向性を紹介する。
1.アセットマネジメントとは
2.電力を取り巻く環境
3.設備寿命の考え方
4.東京電力PGのアセットマネジメント
5.電力流通設備の高度化
6.標準化と電力流通設備
7.今後の展望
8.質疑応答
【登録日】2017.10.15