一般財団法人環境イノベーション情報機構
【第194回河川文化を語る会】 講演 『利根川東遷の謎 ―今更の疑問、なぜ?―』
【募集期間】| 2017.09.15〜2017.10.27 ■講演■
「利根川東遷の謎 ―今更の疑問、なぜ?―」
◆講師◆
竹村 公太郎(たけむら こうたろう)氏
(NPO法人 日本水フォーラム 代表理事)
【講演概要】
1590年、徳川家康は豊臣秀吉によって関東、江戸に移封された。これは左遷よりさらに酷い幽閉であった。家康は不毛の大湿地帯の中に孤立してしまった。1600年、その家康は関ケ原で勝利すると、なぜかその江戸に帰ってしまった。
家康には関東での大仕事が待っていた。利根川東遷事業であった。伊奈忠次に命じた利根川東遷は、緑が目に染みる利根川流域を手に入れるにはどうしても必要な事業であった。
利根川東遷を企画した伊奈忠次とは、どのような人物だったのか? 伊奈流治水とはどのようなものだったのか? この難工事の東遷の目的は何だったのか?
関東平野の治水? 関東の水運確保? 北の伊達政宗への防御?
日本最大の国土の大変更を成し遂げた家康は、何を考えていたのか? 家康は関東で何を見ていたのか? なぜ、利根川東遷が必要だったのか?
家康は何も書いていない。何も言葉で残していない。だから河川に携わる私たちの謎ときの永遠のゲームとなっている。
●日 時:平成29年10月30日(月) 14:00〜16:00
●場 所:埼玉県県民健康センター 1F「大会議室C」
(さいたま市浦和区仲町3-5-1 TEL:048-824-4801)
●参加費:無料
●主 催:公益社団法人 日本河川協会
共 催:彩の川研究会
後 援:埼玉県
※申込み方法等、詳細はホームページをご覧ください。
【登録日】2017.09.15