一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京電力パワーグリッドの事業戦略と今後の展開
東京電力パワーグリッド株式会社 経営企画室 副室長
中村 敦(なかむら あつし) 氏
我が国の送配電事業は、電力需要の伸び悩みによる収入の頭打ちと、経年設備対策費用や再生可能エネルギー対応に係る支出増大の局面が今後見込まれている。
東京電力パワーグリッドは、厳しい経営環境下にあっても、お客さまや社会から信頼され収益を上げ続け、福島復興に貢献するため、設備保守における設備寿命の判断・対応方法ならびに系統の運用について、ICT等を活用した新たな手法での実施を目指している。合わせて、送配電事業にて培った技術力をもとに事業領域の拡大を達成する。
本講義では、上記における具体的な内容を紹介する。
1.東京電力パワーグリッドを取り巻く環境
2.設備の長期運用に向けた取り組み
3.新技術導入をはじめとした、送配電事業効率化に向けた取り組み
4.広域連系強化、配電系統の高度化に向けた取り組み
5.事業領域の拡大に向けた取り組み
6.質疑応答
【登録日】2017.05.15