一般財団法人環境イノベーション情報機構
九州電力 情報通信部門の今後の展開
九州電力株式会社 上席執行役員
テクニカルソリューション統括本部 情報通信本部長
能見 和司(のうみ かずし) 氏
九州電力では2030年ビジョンとして「日本一のエネルギーサービスを提供する企業グループ 〜やっぱり!エネルギーは九電グループ〜」を掲げ、グループ経営および事業全般にわたる改革を進めているが、今や社会変革の担い手といえるICT、IoTを中核としたイノベーション創出は、ビジョン達成のため不可欠な戦略の一つである。
本講演では、九電グループの経営戦略と連動したICT戦略の現状と今後の展開について、当面取り組む具体事例を交えて解説する。
1.九電グループの目指す将来の姿
2.情報通信部門の役割の変遷:過去〜現在〜未来
3.経営戦略と連動したICT戦略
(1)現状分析とICTがもたらす将来の姿
(2)社会環境の変化に弾力的に対応するICTシステムの構築
・電力システム改革、働き方改革等を踏まえたICTプラットホーム
・技術革新を踏まえ考慮すべき要素(IoT、AI、VR、ブロックチェーン他)
・多種多様な経営情報データの効率的収集、分析、最大限の有効活用
(3)イノベーションにより期待される効果
・グループ各社の経営判断の迅速化
・設備保全をはじめ業務全般にわたる革新的効率化
・新たな付加価値の創出と収益拡大
・安全創出 など
4.今後の展開
(1)中長期の展望と取組み
(2)当面取り組む具体事例
5.サイバー攻撃への対応
6.質疑応答/名刺交換
【登録日】2017.04.19