一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京電力フュエル&パワーのデジタル化とアライアンス戦略
東京電力フュエル&パワー株式会社 経営企画室 副室長
川島 謙一郎(かわしま けんいちろう) 氏
電力自由化や再生可能エネルギーの導入拡大、環境規制等により、低炭素・高効率な火力発電システムが求められる。本講演では、取り巻く環境変化に対応するため、次世代火力発電システムの開発やIoT・ビッグデータ活用、APECガイドラインによる標準化や社外パートナー企業とのアライアンスを通して、来たるべき火力発電所のあり方について見通す。
1.東京電力フュエル&パワーについて
(1)ホールディング・カンパニー制の導入
(2)東京電力フュエル&パワーの事業領域
(3)包括的アライアンス(JERA)
(4)バリューアップ・プログラム(火力発電所の生産性倍増)
2.取り巻く事業環境の変化
(1)電力・ガスシステム改革
(2)電力取引への対応
(3)環境への対応(エネルギーミックス)
(4)再生可能エネルギーの拡大
3.改革に向けた取り組み
(1)火力発電アセット事業
(2)O&M改革
(3)O&Mサービス
(4)新ビジネス展開
4.発電所運営のデジタル化
(1)火力発電所のICT化とビッグデータの活用
(2)APECガイドラインと標準化
(3)アライアンスによるサービス構築・展開
5.質疑応答
【登録日】2017.03.30