一般財団法人環境イノベーション情報機構
住宅内ＩｏＴプラットフォームがＨＥＭＳを超える
スマートホームや住宅×ＩｏＴを巡るビジネスは、スマートメーターを筆頭にセンシング技術や装置開発の進展はあるものの、ビジネスモデルが描き辛い状況にあるかと思われます。
その中で、東京電力パワーグリッド株式会社（以下、東電ＰＧ）の取りまとめにより、２０１６年１１月より住宅内プラットフォーム構築に関する共同実証試験が開始しました。この実証で、幅広く事業者との協業を進めることで、新しい動きや成果が出て参りました。
そこで本講では、東電ＰＧによる先端の住宅内ＩoＴプラットフォームの先端情報とともに、更にシンクタンク、投資のプロフェッショナルをお迎えし、国内外の事例と有用性を紹介いただき、次世代へ向かう住宅×ＩoＴビジネスについてお伝えいただきます。
Ⅰ. 国内外におけるスマートホームの動向
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 部長
環境・エネルギー・資源戦略グループ担当
段野 孝一郎（だんの こういちろう） 氏
【13:30～14:15】
１．我が国のスマートホームを巡る経緯
２．海外で普及しつつある「Ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ Ｈｏｍｅ」
３．ユーティリティ事業者による顧客サービスへの活用
４．我が国における今後の展望
５．質疑応答／名刺交換
Ⅱ. 東京電力パワーグリッドが考える住宅内ＩｏＴプラットフォーム
東京電力パワーグリッド株式会社 経営企画室 新事業開発グループ
中城 陽（なかじょう よう） 氏
【14:30～15:15】
１．東京電力パワーグリッドが新規事業？
２．今までのＨＥＭＳとの違いは？
３．Ｂｅｙｏｎｄ ｔｈｅ Ｍｅｔｅｒ
４．「電力の託送会社」から「データの託送会社」へ！
５．質疑応答／名刺交換
Ⅲ. スマートホーム覇権競争の嚆矢
米シルバーレイク 日本代表
丸茂 正人（まるも まさと） 氏
【15:30～16:15】
１．米スマートホーム業界の最新潮流
２．業界寵児Ａｌａｒｍ．ｃｏｍのビジネスモデル
３．スマートホーム覇権競争の本質
４．センサーレスＩｏＴの衝撃：Ｏｒｉｇｉｎ Ｗｉｒｅｌｅｓｓのテクノロジー
５．質疑応答／名刺交換
Ⅳ. パネルディスカッション
【16:30～17:20】
テーマ：住宅×ＩｏＴにおけるビジネス及びサービスの切り札とは？
ファシリテーター
東京電力パワーグリッド株式会社
経営企画室 新事業開発グループ 中城 陽 氏
パネラー
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 部長
環境・エネルギー・資源戦略グループ担当 段野 孝一郎 氏
米シルバーレイク 日本代表 丸茂 正人 氏
【登録日】2017.03.09