一般財団法人環境イノベーション情報機構
講演会 『未来への記憶を呼び覚ます・・・文画人・堤楢次郎が記録した大正・昭和の水都・大阪の眺めから』
【募集期間】| 2016.10.25〜2016.11.27 講演会【第191回河川文化を語る会】
■講演■
「未来への記憶を呼び覚ます・・・ 文画人・堤楢次郎が記録した大正・昭和の水都・大阪の眺めから」
◆講師◆
弘本由香里(ひろもと ゆかり)氏
(大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所特任研究員)
【講演概要】
近世の名残をとどめていた明治の大阪が、大正・昭和へ「大大阪」の開発の足音とともに変貌していく最前線の眺めを、しっかりと見つめ記録した画家がいます。明治29(1896)年、旧鶴橋村生まれで、大阪市東部、鶴橋・猪飼野界隈に暮らし、貴重な歴史資料ともいうべき作品群を遺した堤楢次郎。繁栄を下支えする生業や交通のありように目を向け、発展の一方で失われてゆく風土を後世に伝えるべき対象と見定めています。作品群は孫の堤條治さんによって大切に保管され、郷土史研究に取り組む足代健二郎さん・小野賢一さんが、作品をめぐる研究・発信に力を注がれています。その一部を紹介した「上町台地 今昔タイムズ4号」(2015年、大阪ガスCEL)を入り口に、激変する水都・大阪の水辺の風景に向けられた、楢次郎のまなざしを探り、未来への記憶を呼び覚まします。
●日 時:平成28年11月30日(水) 18:30〜20:30
●場 所:エル・おおさか(大阪府立労働センター) 6F「606会議室」
(大阪市中央区北浜東3-14 TEL:06-6942-0001)
●参加費:無料
●主 催:公益社団法人 日本河川協会
共 催:大阪の河川を愛する会
後 援:大阪府
※申込み方法等、詳細はホームページをご覧ください。
【登録日】2016.10.25