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イベント情報コンクリート用混和剤の開発と高機能化および技術・規格動向〜自己治癒・ひび割れ低減・収縮対策・膨張剤・高性能AE減水剤〜

コンクリート用混和剤の開発と高機能化および技術・規格動向〜自己治癒・ひび割れ低減・収縮対策・膨張剤・高性能AE減水剤〜

【カテゴリ】 エコビジネス 環境ラベル

【開催日】2015.05.18

【開催地】東京都


★コンクリートの高機能・高性能化に向けた混和剤・減水剤の開発と今後の動向は!?
★減水剤によるコンクリートの高強度化!


【講 師】
第1部 グレースケミカルズ(株) 技術顧問 西村 正 氏

第2部 電気化学工業(株) ご担当者様

第3部 住友大阪セメント(株) セメント・コンクリート研究所 コンクリート技術センター 生コンクリートチーム 小田部 裕一 氏

第4部 日本触媒(株) 研究本部・特命プロジェクト担当リーダー 上席研究員 博士(工学) 枚田 健 氏

【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 集会室【東京・中央区】

都営浅草線 東日本橋駅 B3出口より徒歩約4分
都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由 B4出口より徒歩約5分
JR総武線 浅草橋駅 東口より徒歩約8分

【日 時】2015年5月18日(月) 10:15-16:20

【早期割引価格:1名または2名の場合】56,160円(税込、テキスト費用を含む)
⇒5月7日以降のお申込は59,400円(税込、テキスト費用を含む) となります

【3名の場合】84,240 円(税込、テキスト費用を含む)

※ 弊社負担にて、ご昼食を用意させていただきます


詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3953

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第1部 コンクリート用化学混和剤の変遷・役割と最近の規格・技術動向
【10:15-11:30】 

講師:グレースケミカルズ(株) 技術顧問 西村 正 氏

【講演主旨】
 現在、我が国のコンクリートには何らかの化学混和剤が使用されている。近年では、コンクリートの多様化・高性能化・高耐久化に関する技術開発が盛んに行われ、化学混和剤が果たす役割も一層重要になっている。ここでは、コンクリート用化学混和剤の変遷・役割と最近の規格・技術動向について紹介する。

【プログラム】
1.コンクリート用化学混和剤の概要
 1-1 化学混和剤の定義と変遷
 1-2 化学混和剤の規格

2.コンクリート用化学混和剤の役割
 2-1 各種混和剤の役割
 2-2 化学混和剤の主な働き
 2-2 耐凍害性の向上
  2-2-1 凍害現象と化学混和剤の働き
  2-2-2 各種コンクリートの凍結融解試験結果例
 2-3 単位水量の低減と良好な流動性の改善
  2-3-1 化学混和剤の減水性と流動性の経時変化
  2-3-2 各種の規定・規則
 2-4 コンクリートのCO2排出量の低減
  2-4-1 減水性によるコンクリートのCO2排出量の削減
  2-4-2 高強度化によるコンクリート構造物のCO2排出量の削減

3.コンクリート用化学混和剤の最近の技術動向
  3-1 高強度用高性能(AE)減水剤
  3-2 増粘剤含有高性能(AE)減水剤
  3-3 収縮低減型高性能(AE)減水剤


【質疑応答 名刺交換】



第2部 膨張材、および膨張材による収縮対策について
【12:15-13:30】

講師:電気化学工業(株) ご担当者様

【プログラム】
こちらのプログラムは現在作成中です。
完成次第、公開いたします。


【質疑応答 名刺交換】



第3部 コンクリート分野における自己治癒技術の活用
【13:40-14:55】

講師:住友大阪セメント(株) セメント・コンクリート研究所
      コンクリート技術センター 生コンクリートチーム 小田部 裕一 氏

【プログラム】
1.自己治癒とは?

2.自己治癒技術の利用事例
 2-1 セラミック分野
 2-2 航空機分野
 2-3 塗料分野
 2-3 自転車分野

3.コンクリート分野における自己治癒技術
 3-1 コンクリートのひび割れ対策
 3-2 自己治癒による性能回復イメージ
 3-3 用語の定義
  3-3-1 自己治癒
  3-3-2 自動修復
  3-3-3 自然治癒
  3-3-4 設計型自己治癒/修復
 3-4 自己治癒,自己修復によるひび割れ修復性能
 3-5 自然治癒
 3-6 自律治癒
  3-6-1 フライアッシュ
  3-6-2 膨張材
  3-6-3 ECC材料
  3-6-4 バクテリア
 3-7 自動修復
  3-7-1 マイクロカプセル
  3-7-2 止水剤、防錆剤充填中空繊維
  3-7-3 発熱デバイス

4.当社の自己治癒技術
  4-1 自己治癒材の開発
   4-1-1 特徴
   4-1-2 自己治癒プロセス
  4-2 自己治癒材の性能評価
   4-2-1 水和物生成状況の観察
   4-2-2 元素の溶出試験および水和物生成量の測定
   4-2-3 ひび割れへの通水試験
  4-3 課題
  4-4 自己治癒技術の応用

 【質疑応答 名刺交換】


第4部 高性能AE減水剤用ポリマーの開発と作用機構および今後の展望
【15:05-16:20】

講師:(株)日本触媒 研究本部・特命プロジェクト担当リーダー 上席研究員 博士(工学) 枚田 健 氏

【講演主旨】
 1980年代初頭、コンクリート構造物の早期劣化が社会問題となった。そして、コンクリート製造時の練り水を大幅に少なくしてコンクリート組織を緻密にできる高強度コンクリートが求められるようになった。
 一般に、練り水が少ないとコンクリートは流動せず打設に多くの人手とコストがかかることになる。その頃、日本触媒が開発していたポリマーは、そのような高減水領域でもコンクリートの流動性を高いまま保持できるポリマーであった。そして、異業種であるコンクリート業界とのお付き合いが始まる。ここでは、当時のユーザーからいただいた種々のニーズに対応すべく悪戦苦闘したポリマーの設計と今後の高性能AE減水剤の開発課題についてご紹介する。

【プログラム】
1.日本触媒とは
 1-1 概要
 1-2 技術基盤
 1-3 製品例

2.セメント分散剤の開発を始めた頃
 2-1 1981年当時、ポリマーアイデア
 2-2 1981年当時、コンクリート業界の変革

3.マーケッティング(技術でユーザー・ニーズに応える)
 3-1 スランプ保持用ポリマー 1
 3-2 スランプ保持用ポリマー 2
 3-3 さらっと感用ポリマー
 3-4 超高強度コンクリート用ポリマー
 3-5 世界の高性能AE減水剤市場の現状と当社生産拠点・生産能力
 3-5 研究開発について思うこと

4.今後の研究開発について
 4-1 開発課題
 4-2 コンピューター・モデリングの利用


【質疑応答 名刺交換】

【登録日】2015.04.22

登録者情報

【登録日】 2015.04.22

【登録者】&Tech

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