一般財団法人環境イノベーション情報機構
明治大学経営学部公開講座「社会的投資・CSRフォーラム」※無料※
【募集期間】| 2014.02.20〜2014.03.12
![](image.php?f=31836.jpg)
主催:明治大学経営学部
協力:非営利・公共経営研究所、(株)公共経営・社会戦略研究所(公社研)
本フォーラムでは、SIBに代表される社会的インパクト投資による金融イノベーションや公共サービス改革の可能性、
そして、社会的価値と経済的価値を統合的に追求するCSRの新しい方向性について、
社会イノベーションの第一線で活躍する実践家・専門家をお招きして意見交換を行います。
ソーシャルインパクト・ボンド(SIB)は、金融の仕組みを用いて民間資金を調達し、
社会課題解決に取り組むインパクト投資手法です。
2010年に英国のピーターバラ刑務所の再犯防止プログラムに導入されて以来、
14のSIBが全国で組成され、子ども支援などの分野でも導入が推進されています。
米国でも2012年にゴールドマン・サックスが、最初のSIBをニューヨークの再犯防止プログラムに導入しています。
SIBでは、政府にとって財政支出を削減して革新的な予防・介入サービスを提供できるメリット、
投資家にとって成果目標が達成されれば財務的リターンが得られるメリット、
サービス実施を担うNPOにとって新たな資金調達手段となるメリット、という「トリプル・ウイン」が期待されています。
≪開催概要≫
■ 日時:2014年3月15日(土)12:30‐18:00 (受付開始:12:00)
■ 会場:明治大学駿河台キャンパスリバティタワー1階 1011教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」より徒歩3分。
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩5分。
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」より徒歩10分。
■プログラム ※内容は予告なく変更させていただく場合がございます。
12:30‐12:40 開会のあいさつ
12:40‐14:40 第1部 「社会的インパクト投資の可能性:ソーシャルインパクト・ボンドを中心に」
第1部では、SIBの意義、日本におけるSIB導入の可能性について、
PFIや「レベニュー債」との相違も踏まえて論じます。
塚本 一郎(明治大学経営学部教授・公共経営学科長)
鈴木 太郎(横浜市会議員)
高木 麻美(新日本有限責任監査法人パブリック・アフェアーズグループマネージャー)
井上 徹(ゴールドマン・サックス証券株式会社投資銀行部門 資本市場本部
インフラストラクチャー・ストラクチャード ファイナンス 部長)
坪内 亜紀子(ゴールドマン・サックス証券株式会社投資銀行部門 資本市場本部
公共法人・インフラ・ユーティリティ・グループ ヴァイス・プレジデント)
15:00‐16:30 第2部「CSR(企業の社会的責任)と企業価値−新たな企業価値・社会価値創造のための戦略」
第2部では、CSRと企業価値の向上との関連、企業価値と社会価値創造との関連、
企業価値やCSRのコンセプトの現代的な再検討・再定義の必要性、CSRに求められる課題について、
具体的なCSRの取り組みあるいは世界的なCSRの動向も踏まえて論じます。
関 正雄(明治大学経営学部特任准教授/損保ジャパン環境財団専務理事)
小沼 克年(アサヒビール株式会社社会環境部長/明治大学経営学部特別招聘教授)
戸村 朝子(ソニー株式会社 CSRイノベーション課 総括課長)
16:45‐18:00 第3部 学生セッション「企業とNPOの協働‐社会貢献で『人』を育てる」
研究発表:明治大学経営学部2年生研究グループ
コメンテーター:高橋 陽子(公益社団法人日本フィランソロピー協会理事長)
18:15−20:00 懇親会
会場:明治大学リバティタワー23階 矢代操ホール
■フォーラム参加費:無料(要事前申込み)
ただし、フォーラム終了後の懇親会は会費制とさせていただきます(要事前申込み)。
一般:3,500円
学生(社会人学生除く):1,000円
※参加費は当日現金でお支払いをお願い致します。
■参加申し込み・お問い合わせ
申込み締切:3月12日(水)
参加を希望される方は、
(1)お名前(ふりがな)
(2)Eメールアドレス
(3)ご所属・ご役職
(4)電話番号(日中連絡可能な番号)
(5)懇親会参加の有無
を明記のうえ、EメールまたはFAXにて事務局(公社研)までお申込みください。
Eメール:info@pmssi.co.jp
FAX:03-3296-1152
*参加申込みフォーム http://koshaken.pmssi.co.jp/company3.html
■定員:100名(先着順)
主催:明治大学経営学部
協力:非営利・公共経営研究所、(株)公共経営・社会戦略研究所(公社研)
公開講座の詳細はこちらに掲載しています。
http://inpms.main.jp/news/?p=355
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◆講師紹介 ※講師紹介につきましてはホームページで随時更新しますので、そちらも併せてご参照ください。
塚本 一郎(明治大学経営学部教授・公共経営学科長)
明治大学経営学部教授。
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学後、佐賀大学経済学部助教授、
明治大学経営学部助教授などを経て、2002年4月から現職。2010年4月より、同経営学部公共経営学科長。
専門は非営利組織論及び社会的企業論。
鈴木 太郎(横浜市会議員)
横浜市会議員(3期、自民党)。
上智大学外国語学部卒業後、三菱銀行入社、外資系銀行勤務を経て衆議院選挙区支部長秘書。
その後、米シラキュース大学情報研究大学院にて修士号取得。平成15年に横浜市会議員初当選。
横浜市政史上初となる本格的な議員提案による政策条例として横浜市中小企業振興基本条例の制定に主導的役割を果たす。
高木 麻美(新日本有限責任監査法人パブリック・アフェアーズグループ マネージャー)
1997年早稲田大学政治経済学部卒業。1999年米国ワシントン大学大学院修士課程修了(行政管理学修士(MPA))。
PwCコンサルティング、ベイン・アンド・カンパニー、三菱UFJリサーチ&コンサルティングを経て現職。
公共経営を専門とし、多数の調査研究、コンサルティングの経験を有する。国際大学大学院非常勤講師(「官民連携論」)。
関 正雄(明治大学経営学部特任准教授/株式会社損保ジャパンCSR部上席顧問/公益財団損保ジャパン環境財団専務理事)
東京大学法学部卒業。安田火災海上保険(現・損保ジャパン)入社。2001年以来同社のCSR推進に関わる。
2013年4月から現職。この間、ISO26000(社会的責任)規格策定のエキスパート、内閣府・環境省などの委員を務める。
著書に「ISO26000を読む」(日科技連)、編著に「社会貢献によるビジネスイノベーション」(丸善出版)など。
小沼 克年(アサヒビール株式会社社会環境部長/明治大学経営学部特別招聘教授)
1960年埼玉県生まれ。84年東京大学教育学部卒業、86年東京大学大学院教育学研究科修了、同年4月アサヒビール(株)入社。
人事部、総理府出向、復職後、生産企画部、品質保証部、2010年社会環境推進部担当部長兼アサヒグループCSR委員会事務局長などを経て、
2013年3月より現職。
戸村 朝子(ソニー株式会社 CSR部CSRイノベーション課 総括課長)
大手化粧品会社の宣伝部などで化粧品事業や企業文化活動のウェブ運営を担当。2001年ソニー(株)入社。
法人向けのネットワークサービス開発、また映画、およびアニメの事業会社に出向し、映像・キャラクターの配信事業開発を担当。
2010年より現職。現在は国内外の社会貢献活動および事業連携を担当。慶応義塾大学大学院理学修士、政策・メディア修士。
【登録日】2014.02.20