一般財団法人環境イノベーション情報機構
≪電池・自動車・インフラの3観点から理解する 電池充電 VS 電池交換方式!≫EV/電気自動車普及のためのインフラ・充電システム技術動向と課題
【募集期間】| 2011.11.15〜2011.12.20 ★電池充電方式・電池交換方式電気自動車の違いとは!?
★電池・自動車・インフラの専門家によるそれぞれの立場からの見解が聞ける!!
★電気自動車のそれぞれの形式の構造、メリット・デメリット、経済性、将来動向を理解したい企業の方々必見!!
【講 師】
●第1部 独立行政法人産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 客員研究員 博士(工学) 清水 健一 氏
●第2部 群馬大学大学院工学研究科 次世代EV研究会幹事 客員教授 工学博士 松村 修二 氏
●第3部 ベタープレイス・ジャパン株式会社 シニア・バイスプレジデント
【会 場】
川崎市産業振興会館 第1会議室【神奈川・川崎】
JR・京急線「川崎」駅より徒歩7〜10分
【日 時】平成23年12月21日(水) 10:30-16:30
【参加費】
【早期割引価格】1社2名につき51,450円(税込、テキスト費用を含む)
※12月7日までにお申込いただいた会員登録者(登録無料)
※会員登録をお済でない方は【定価】1名につき54,600円(税込、テキスト費用を含む) となります
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2474
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第1部 電池充電式電動車両に要求される電池の性能と課題
【10:30-12:00】
講師: 独立行政法人産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 客員研究員 博士(工学) 清水 健一 氏
SAE/SATL 寒冷地の技術に関する国際会議 Best Paper Award
自動車技術会 論文賞
【キーワード】
1.ICEV(エンジン自動車)ベース電動車両とEV(電気自動車)ベース電動車両
2.電池寿命/ライフサイクルコスト
3.BEV(バッテリー式電動自動車)/PHEV(プラグイン・ハイブリッド電動自動車)
4.非接触充電
【講演主旨】
電動車両のネックは電池であると言っても過言でないが,電動車両にも様々な形態があり形態によって電池に要求される要件とその難易度は大きく異なる.(HEV用電池の普及が,BEV用電池の普及を約束するものではない.)
電動車両の形態と形態毎の得失や電池に要求される要件について概説した後,系統電力から充電した電力を消費して走行するBEV(バッテリーEV),PHEV(プラグインハイブリッド)などの“電力消費型”電動車両の電池に要求される条件と克服すべき課題について述べ,電力消費型電動車両の普及に向けた取り組みと課題について紹介する.
【プログラム】
1.自動車のおかれた環境と電動車両(BEV・HEV・PHEV)の位置づけ
※BEV (Battery Electric Vehicle バッテリー式電動自動車)
※HEV (Hybrid Electric Vehicle ハイブリッド電動自動車)
※PHEV (Plug-in Hybrid Electric Vehicle バッテリー式電動自動車)
1-1 現在,自動車に要求されている課題
1-2 電動車両の形態毎の省エネ原理・ライフサイクルコスト
1-3 電動車両の形態毎のシステム構成と電池・モータ容量の関係
1-4 エンジンベース電動車両とEVベース電動車両
2.BEVの制約とPHEVの意図するもの
2-1 BEVの制約と課題
2-2 PHEVの脱石油の仕組みと日・欧・米の視点の違い
2-3 実用効率の評価法から見える,期待されるPHEVの仕様
3.電動車両の駆動用電池に求められる要求性能
3-1 エネルギー/パワー密度、寿命、安全性、コスト他
3-2 ライフサイクルコストを左右する要素と電池の実力
3-3 駆動用電池の現状・課題と研究の動向
3-4 キャパシタ等,競合技術の動向
4.普及促進に期待される周辺技術(電池利用技術)
4-1 利便性か電池の延命か?(普及の決め手は電池の生涯コスト)
4-2 スマートグリッドはEVの救世主か?
4-3 電池交換システムの得失と課題
4-4 非接触充電システムの得失と課題
5. 電動車両のロードマップ
5-1 普及する電動車両の形態は電池の実力とコスト次第
5-2 省エネ社会から見たあるべき交通体系と各電動車両の役割,電池のあるべき姿
【質疑応答 名刺交換】
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第2部 電気自動車の基礎と将来〜電池充電方式と電池交換方式〜
【13:00-14:30】
講師:群馬大学大学院工学研究科 次世代EV研究会幹事 客員教授
工学博士 松村 修二 氏
【著書・経歴】
著書:「一からつくる電気自動車の設計」ZMPパブリッシング
経歴:
1975年 富士重工業鞄社
2006年 富士重工業(株)を退職し群馬大学客員教授
2009年 群馬大学次世代EV研究会を設立し幹事を務める。
2010年 マイクロEVを試作し桐生市等で実証試験を行う。
【キーワード】
1.電気自動車
2.次世代自動車
3.基本構造
【講演主旨】
電気自動車(EV)の基礎的な知識と現在および将来のEVの位置づけについて解説する。EVの基礎技術を説明するに当たり、具体的な説明は構造が簡単なマイクロEVを例にとる。本格的なEVはパワーユニットレイアウトや電気安全装備などがマイクロEVと異なるが、基本的な仕組みは同じである。
また、EVの今後については単純にガソリン車に代わって普及するとも思われない。どのような形で普及して行くのか、ガソリン車あるいはハイブリッド車との棲み分けはどうなるか等について実証試験の例を示しながら解説する。
【プログラム】
1.EVの社会動向、市場動向
1-1 環境問題とEV
1-2 国内/海外の動向
2.EVの基本構造設計と性能
2-1 設計の一般的な基本
2-2 構想原案
2-3 レイアウト及び全体構想
2-4 性能設計(走行性能、車体フレーム、サスペンション、ステアリング等)
3.電気・電子回路
3-1 主機モータとパワーユニット
3-2 インバータ
3-3 バッテリとそのマネージメント
3-4 充電器
4.今後の展開
4-1 EVの次世代展開
4-2 EVの応用展開
4-3 コミューターとしてのEV
4-4 EV、HEV、ガソリン車の棲み分け
4-5 マイクロEVの実証試験
【質疑応答 名刺交換】
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第3部 電気自動車普及の鍵となるインフラとアプリケーション
【15:00-16:30】
講師:ベタープレイス・ジャパン株式会社 シニア・バイスプレジデント
(アジア地域統括の事業開発責任者)
【キーワード】
1.電気自動車(EV)
2.車載用電池
3.充電インフラ
4.バッテリー交換
5.エネルギーコスト
6.タクシー
7.アジア諸国への展開
【講演要旨】
昨今電気自動車(EV)の導入促進が叫ばれているが、未だ爆発的な普及には至っていない。「イニシャルコストの高さ」、「航続距離の短さ」がその原因と言われており、これら課題の解決は車載用電池の技術革新に委ねられている、というのが定説となりつつある。
本講演では、我々ベタープレイスが提供する「バッテリー交換式」というテクノロジーとビジネスモデルが、いかにEV普及の課題克服を可能とするのかを解説する。加えて、長距離運行性をもつタクシーこそがEVの爆発的普及への最適アプリケーションであることを提言する。
【プログラム】
1.ベタープレイス概要
2.EVを取り巻く環境
2-1.EVとは:駆動システム及び車載用電池
2-2.EV市場の現状
2-3.充電インフラの現状:普通充電、急速充電、及びバッテリー交換
3.EV普及に向けたベタープレイスの取り組み
3-1.ベタープレイスのビジネスモデル
3-2.イスラエルとデンマークにおける商用サービス
3-3.東京での実証事業
4.EV普及のアプリケーション
4-1.EV早期普及の起爆剤としてのタクシー
4-2.経済合理性:エネルギーコスト比較
4-3.アジア諸国への展開可能性
5.バッテリー交換式EVタクシーの普及により実現する社会
5-1.タクシーのバッテリー交換式EV化により創出される富
5-2.コンソーシアム
5-3.実用化へのマイルストーン
【質疑応答 名刺交換】
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(株)AndTech
TEL:050-3538-1954
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【登録日】2011.11.16