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イベント情報次世代スマートメーターの最新動向

次世代スマートメーターの最新動向

【カテゴリ】 エネルギー その他(エネルギー)

【開催日】2022.11.16

【開催地】東京都


■会場受講  ■ライブ配信  ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【重点講義内容】
T.次世代スマートメーターの標準機能の検討

経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 
政策課 電力産業・市場室 室長補佐
清水 真美子(しみず まみこ) 氏
13:00〜13:45

調整中

U.次世代スマートメータリングシステムを支えるWi-SUN FAN・Wi-SUN HAN

京都大学 大学院情報学研究科 教授
原田 博司(はらだ ひろし) 氏
13:55〜14:40

Wi-SUNシステムは、IEEE 802.15.4をベースに相互接続性に優れ、多段中継(マルチホップ)の機能を有し、数百台を超えるメッシュ通信を実現することができる。特にWi-SUN FANシステムは、次世代スマートメータ等今後の展開が非常に注目されている。また、Wi-SUN HANシステムは、電力スマートメータとガス・水道等のメータとの共同検針を可能にするIoTルート機能がリリースされた。
本講演では、このWi-SUN FAN/HANの最新動向を紹介し、国際標準の観点から見た今後の無線IoTの展望を述べる。

1.スマートメータ用無線システムに必要な視点
2.Wi-SUN FANの最新動向(仕様、伝送特性、試験結果)
3.Wi-SUN HANの最新動向(仕様、伝送特性、試験結果)
4.無線IoTの今後の展望
5.質疑応答/名刺交換

V.IoTルートの概要と中部電力グループの取り組み

中部電力パワーグリッド株式会社 電子通信部 
通信システムグループ グループ長
音川 淳(おとがわ あつし) 氏
14:50〜15:35

次世代スマートメーターに実装されることになったIoTルートの標準仕様策定の経緯と概要の説明およびIoTルートを利用した中部電力グループの取り組みについて自動検針による検針データの活用事例を中心に紹介する。

1.スマートメーター通信システムについて
2.IoTルート標準仕様化の経緯
3.IoTルートの概要
4.IoTルートを利用した検針データの活用事例
5.質疑応答/名刺交換

W.海外における次世代スマートメーターの動向

ランディス&ギアジャパン株式会社 技術本部 技術統括
高田 純也(たかだ じゅんや) 氏
15:45〜16:30

日本国内において、電気メーターのアナログ方式からスマートメーターへの置換えが開始されてより約8年が経過し、AMI (Advanced Metering Infrastructure) と呼ばれるスマートメーターを使った巨大ネットワークが完成した状況となってる。スマートメーターの敷設は何を意味するのか、どのような意味を持たせる事が想定しうるのか、加えて、次世代スマートメーターの標準機能に関して、技術的な観点より海外の事例を交えて紹介する。

1.スマートメーターの起こり
2.スマートメーターの活用
3.ユーティリティIoTとしてのスマートメーターの活用
4.質疑応答/名刺交換

X.スマートメータ・スマートインフラのWi-SUN活用実績と将来動向

ローム株式会社 モジュール事業本部 フォトニクス事業部
商品開発課 課長
津和 隆志(つわ たかし) 氏
16:40〜17:25

ロームは2014年に世界初となるHEMS機器向け汎用Wi-SUNモジュールを量産化した。各家庭における電力の見える化市場の立ち上げに貢献し、その後も世界最小モジュールの量産化に成功するなど、Wi-SUN規格を中心とした活動を推進してきた。これらの取り組みを振り返りつつ、次世代スマートメータに適した無線通信モジュールの商品化と、更にはスマートインフラの実現に向けたロームの取り組みを紹介する。

1.Wi-SUN規格の歩みとロームの実績
2.Wi-SUN規格に準拠した無線通信モジュールのご紹介
(1)Wi-SUN BルートとWi-SUN Enhanced HAN 
(2)Wi-SUN FAN

3.次世代スマートメータ・スマートインフラを実現するロームの取り組み
(1)IoTルートによる共同検針  
(2)特定計量への拡がり

4.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
清水 真美子(しみず まみこ) 氏
2018年 経済産業省入省。資源エネルギー庁資源・燃料部政策課にて、石油・天然ガス・石炭・鉱物資源等の上流から下流までを統括する資源燃料政策の総合調整に従事した後、同省通商政策局北東アジア課にて、主に対中経済政策立案・交渉等に従事。2021年6月より、資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力産業市場室にて、次世代スマートメーターの制度設計に従事するほか、次世代の分散型電力システムの在り方検討やディマンド・リスポンスの促進、電力データ利活用の促進等に従事。

原田 博司(はらだ ひろし) 氏
1995年 郵政省通信総合研究所(現 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT))入所。以来移動通信技術、ソフトウェア無線技術、コグニティブ無線技術、ワイヤレスIoTの研究、開発、標準化に従事。米国ソフトウェア無線(SDR)フォーラム理事、米国Wi-SUNアライアンス理事会共同議長、米国ホワイトスペースアライアンス及びダイナミックスペクトラムアライアンス理事、米国IEEE Dyspan standards committee (1900)議長、IEEE1900.4、IEEE802.15.4g、IEEE802.15.4m、IEEE802.15.4aa、IEEE2857、及びTIA TR-51各標準化委員会副議長等の標準化活動に従事。2014年より京都大学大学院情報学研究科教授。2006年 電子情報通信学会業績賞、2009年 同学会フェロー、2014年 文部科学大臣表彰 科学技術賞等受賞。

音川 淳(おとがわ あつし) 氏
1988年4月 中部電力株式会社入社。2008年に社内のスマートメーター導入検討タスクフォースに参画、2010年より無線マルチホップ方式の研究、2013年より現行スマートメーター通信システムの構築、2014年よりスマートメーターシステムの運用保守を行う「スマートメーター制御管理センター」の設置、2018年より共同自動検針事業の検討に従事し、2021年7月より現職。2020年12月〜2021年8月 共同検針インターフェース会議事務局を務める。

高田 純也(たかだ じゅんや) 氏
大手日系家電メーカーを経て、2015年にランディス・ギア (Landis+Gyr) に入社。現在、ランディス・ギア日本法人 技術統括。

津和 隆志(つわ たかし) 氏
2003年 ローム株式会社に入社、2006年に無線通信ICの開発に従事し、無線分野に関わる。黎明期にあったBluetoothの信号処理からRF、低消費電力技術の確立と量産化に取り組む。2013年からはワイヤレスセンサーネットワークの研究開発を経験し、現在はWi-SUNを中心とした無線モジュールの商品開発を担当。

【登録日】2022.10.06

登録者情報

【登録日】 2022.10.06

【登録者】公益財団法人 原総合知的通信システム基金

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